
本を通じて語る・書く・考える書籍販売、読書会企画、ZINE作成
生活は実験 休養、読書、栽培、小売、散歩、抗議
蜃気楼書店主宰の橘がブログ上に公開した日記のうち、2024年1月-9月までのものを抜粋・加筆・修正したものです。仕事を休んで本を読み漁ったり畑を耕したり本を売ったり、散歩したりデモに行ったりしています。ー昨今は「日記本ブーム」だと言われます。そんな中で「ベタな日記本」を出すことを一旦は躊躇して別のスタイルを模索しましたが、読むことと書くことと考えることがリンクしていったこの期間のことは、一度まとめておきたいと思いました。ー『生活は実験 休養、読書、栽培、小売、散歩、抗議』・判型:A5判・ページ数:56P・製本:中綴じ製本(ホチキス綴じ)・印刷:モノクロー気がつかないうちにあらゆる基準を自分の外側に求め、それに適合させることに腐心した結果、心身が強制シャットダウンするまで、そういう状態に自分が陥っていることにも気がつかない。もういちど自分の内側にあらゆることの基準を取り戻すためには、日常の様々な物事を試し、その結果、身に起こる反応をつぶさに観察してゆくことになる。生活の全てが実験だ。何時間眠ればどのくらい回復するのか。今日はどこまで散歩できるか。何が読めるか、読めないか。(本書冒頭より)
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馬に名字を決めてもらう
著者の私たち夫婦は結婚にあたり、名字を馬に決めてもらいました。神社にいる神馬(しんめ)と呼ばれる馬に、二人同時に人参をあげて、食べてもらったほうの名字にするという方法をとりました。このZINEは、わざわざそんな方法を選んだ経緯や、その過程で考えたことをまとめた一冊です。エッセイ4編、図解コーナー、名字をめぐるミニレポート1本を収録しています。ーリソグラフ印刷、製本はミシン綴じです。チャームポイントは背の上部に残した糸。垂らすと馬のたてがみのようでかわいい。ちなみに本文・表紙のインク色と製本糸の色は人参カラーをイメージしました。モノとして手で触って・見て楽しめる一冊に仕上がったと思います。ー・判型:A5判・ページ数:本文20P・製本:中綴じ製本(ミシン綴じ)・印刷:本文一色※オンライン販売開始にあたり価格を改訂しました
¥1,000