【お題拝借】B2Cビジネスの本質 (42歳・フリーエージェント)
北区にお住まいの42歳の女性フリーエージェントKさんから頂いたお題を
紹介します。
そこで今回は、Kさんから頂いたお題「個人のお客様相手」を拝借して、「B2Cビジネスの本質」を「未来を輝かせるツール」に変えたいと思います。
【私ならこう考える】
私も会社を運営していた時代、
B2Bビジネスに加えB2Cビジネスにも関わっていましたので、
B2Cビジネスの厳しさと難しさに頭を悩ませた一人です。
資金の乏しいベンチャー企業でしたので、
特に新たなサービスの市場導入はハードルが高く、
(寝ても覚めても)厄介な課題が頭から離れることがありませんでした。
B2Cマーケッティングに関する書籍も30冊近く読み漁りました。
ベンチャー企業でしたが出来る範囲で様々なチャレンジもしました。
例えば、
・40万部のダイレクトメールを個人宅に発送
→ 殆ど反応無し。
・全国紙の新聞、雑誌にプレスリリースして新サービスを記事に取り上げて貰う
→ 同業他社から質問を受けるが、肝心の販売に繋がらない。
などなど。
私が学んだ2つの教訓
結局私は経営のトップとして、株主の付託に充分答えることが出来ませんでしたが、
経験を通して2つのことを学びました。
【1つ目の教訓】
「ニーズは市場に聞け」「ニーズを喚起せよ」。
耳にタコのフレーズですが、
このフレーズを評論家レベル・学者レベルで捉えてはダメ。
「聞く市場は誰か?」
「喚起するのは誰か?」
「喚起する利用シーンは明確か?」
この問いにリアリティ(事実に裏付けられた現実味、真実味)がない限り、
100%失敗する。
【2つ目の教訓】
新サービス(或いは新商品)の成否を(この新サービスをまだ見たことも利用したことも無い)
市況の人々にアンケートした結果を信じてはダメ。
「自社の社員自身がどの位の割合で使いたいと思うか?」
「自社の社員が自分の家族や親にどの位の割合で使わせたいと思うか?」
この問いにリアリティ(事実に裏付けられた現実味、真実味)がない限り、
高い確率で失敗する。
「2つ目の教訓」はB2Cビジネスの本質
「B2Cビジネスの本質」は商品やサービスに宿る“愛”と“情熱”です。
社員自身が欲しいと思う、
そしてその社員が誰かに届けたいと思う“誰か”の為の商品やサービス。
そんな商品やサービスには“愛”と“情熱”が宿ります。
その“愛”と“情熱”のエネルギーが“社員の心を揺さぶり”、
その社員の魂が“顧客の心を揺さぶり”ます。
私も10年若かったら、もう一度チャレンジしたかったお題でした。
41才のアナタが羨ましいです(苦笑)
2つの教訓。参考にしてみてください。
アナタの輝く未来のために!