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繊細の特徴7選

①人前での発表が苦手

人前の発表が無理すぎる。自己紹介とか、自分の前の人のターンになると、「帰りたい帰りたい帰りたい」が発動する。発表しなきゃいけないって発表があってから、発表直前までずうっと憂鬱。なんなら発表した後に数年ほど反芻して憂鬱になれる。たぶん、何人かの人からいっせいに注目されるのが無理。「ごめんなさい、ごめんなさい、こんな豆みたいな私をみないでください」ってなる。いや、豆をみてもらった方がずっと有意義な時間を過ごしてもらえると思う。豆にも失礼。

②仕事が苦手


コミュ症がゆるされない空気感、「目標にむかって頑張る人がえらい!」の世界線が苦手。そもそも、「1年後どうなってたいか?」とか目標を決めるのが苦手。どうにもなっていたくない。凡人でいい。というか凡人がいい。いや凡人でいさせてください。心から出世したくない。知らない人との会食が増えたら憂鬱だし、自分の時間もなくなるから。あと肩書きとか、大したことやってないのに名乗るの恥ずかしい。肩書きに「子持ち昆布LOVER」とか書けたらいいのにっていつも思う。

③美容室が苦手


美容室は、イケてる美容師に顔面を分析される拷問部屋だと思ってる。雑誌から抜け出してきたオシャレの最先端、「ヌメロ!」「ボーグ!」みたいな雰囲気の美容師さんに「この髪型にしてください」なんて言えるか!「お前ごときがモデルの髪型になろうとしてんじゃねーよ」って思われたらどうしようって思う。「お似合いですよ」ってニコニコしてるけど、腹のうちじゃどう思ってるかわかったもんじゃない。あと最後「後ろこんな感じになってます」って合わせ鏡するときの反応の正解はなんなの?入店から支払いまでずうっと気をつかってる。

④家族・親戚の集まりが苦手


家族であっても、たまに会う人というだけで人見知りしちゃう。何を話せばいいかわからない。家族だから無言でいてもいいやって思って、実家かえったときに無言でいたら、母親に幽霊に間違われてビビらせたことがある。その反応をみて、違う意味で私のほうがビビるはめになった。親戚の集まりとか死にたくなる。「久しぶりだね〜太ったね〜やせたね〜キレイになったね〜」とか、見ないでくださいって思う。「今なにやってるの?」とか、それを言ってあなたにとってどのようなメリットがあるの?って思うし、「結婚は?」とか人様の恋愛にクビをつっこむな、そっとしとけよって思う。

⑤1対1ならなぜか結構話せる


なぜかはわからないけど、1対1だったら初対面でも意外と話せる。話すしかないって諦めてるからか、数の暴力を感じないからかわからないけど、話せる。できれば1回目からマンツーマン希望。だけどやっぱり、二人きりで会話がもたない人で、空気感もよくない人はホントに厳しい。「犬と猫どっちが好きですか?」って聞かれて「猫です」って言ったら「僕は犬です」って言われて会話終了したときとか、「はやく飼い犬に餌をあげに帰ってくれよ」と思う。そういうときは心だけ先に帰宅して、早々にフェードアウトしている。

⑥自分以外の全員に憧れてる


私以外の人はみんな、人生2回目みたいに堂々としててスゴイ。とくに「全然勉強してないんだ〜」って言っときながらしっかり高得点とる人は、世渡りがうまい。こう言っとけばその場が丸くおさまるっていうのがわかっていて、なおかつ成績トップも譲らない。性格悪い例としてよくでてくるけど、器用すぎて、嫌いになるどころかすごく憧れる。あと承認欲求強い人、目立ちたがる人も羨ましい。やっかみとかじゃなく、その面の厚さが心底羨ましいのだ。

⑦本、アート、音楽など芸術が好き


芸術は、なにも言わずに寄り添ってくれるおまもりだと思ってる。繊細で生きづらいってもがく自分を代弁してくれるものであり、自分以上に自分を理解してくれてるものである。自分ひとりで完結するから、相手のいらない気楽さもいい。作品のなかでも「ゴッホ」とか「太宰治」とか、孤独な感じとか暗いオーラのあるものにとくに惹かれる。類は友をよぶということわざは信頼でき、同じようにゴッホや太宰治を好きな人も信頼できる。

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