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「柿食へば 鐘が鳴るなり,,,」誰だっけ?
秋になったからでしょうか・・・。茄子が美味しいなぁとか、空が美しいなぁとか思ってたら、今度は俳句が気になりだして・・・、身体がよっぽど、
ワビ・サビ・かろみを欲している・・・と思いながら、図書館で大量に本を借りてきました。最近「奥の細道」を読んでいました。
そもそもが、「芭蕉って”バナナ”の事なんだよ。」って、吉本ばななさんが昔、どこかでおっしゃっていたような気がするんですが(それもまたすごい!)、
バナナ~~~?!!意外と現代的に見れば、ワビサビとは、180度、なんと正反対なトロピカルだった。
ご自宅の庭に芭蕉というバナナの一種の植物が植わっていて、それで芭蕉と名乗り始めた説を読んで、一気に親近感湧いたではないですか。
それにしても芭蕉さん、当時、全国に2千人の弟子を持つ「俳聖」と言われたスーパースターだそうです。私、松尾芭蕉の弟子は、与謝蕪村と、小林一茶なんだっけ??とか、頭の中でごちゃ混ぜになったんで、活動期間を調べてみたら、、、
松尾芭蕉 1644~1694年
与謝蕪村 1716~1783年
小林一茶 1763~1827年
ということで、3人が同じ時代にいらっしゃったのではなかったんですね~!
ていうか、残っている肖像画が、みんな似ている・・・。
お三方のモンタージュ似顔絵描いてみました。
左手で描いてみました。
千利休にも似てますね。
ぬらりひょんって説もあります。
それにしても「奥の細道」ですよ、、、や~~~、知らなかったなぁ~~~。
念願の憧れの「松島」に来た時、芭蕉は感動しすぎて、詠めなかったそうなんですね~!!!え?!そんなこともあるの?!!笑
絶景での句、ぜひ、聞きたかったですよ・・・。
そして、本日の本題に入りますが、
柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺
これね、今朝、目が覚める直前に、ぽーーーーンと、頭に浮かんだんです。
普段、俳句とは無縁の生活をしている私でも口ずさんでしまう、あまりにも有名なこの句・・・
これは、一体、誰の句だったんだっけ?!!!
この三人の内、どなたでしたでしょう?!!!って思いを巡らしたんですが・・・、調べたら・・・
正岡子規さんでした~~~~~~。
三人の内、どなたでも無かった。
普段、俳句とは無縁の生活をしている私でも恥ずかしい教養でした。
これは、身体の弱かった正岡子規が、ずっと行きたかった奈良旅行を工面してくれた親友の夏目漱石に対しての句へ応じた句だともいわれていますね・・・。
子規、責任を取る男・・・。
このエピーソードに対してこんな言葉が浮かびましたね・・・。
私自身は感動しすぎて、わりと普通にしていたらだいぶ努力しないと、
本領発揮できないタイプなので身に沁みました。
この名句を産ませた夏目漱石も、なんてかっこいい・・・・。
そして今、たまたまこのnote記事のタイトルを付けるのに、
私も思わず、無意識に一句詠んでしまっていました。
「柿食へば 鐘が鳴るなり・・・」誰だっけ?
笑
俳句、まず朗読から始めようと思いました。
私が読んだ夏目漱石の「三四郎」はコチラです(^_^)
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