少女小説が好き。/1ヵ月書くチャレンジ Day 26
こんにちは。桜小路いをりです。
「1ヶ月書くチャレンジ」26日目、今日のお題は「今日1日にあったモヤッとしたこと」です。
ここ3日ほど外に出ていなかったので、今日はブックオフに行ってきました。
私はブックオフに行く時、いつも大方この順番で棚を回っています。
CD、DVD
↓
文庫本
↓
単行本
↓
新書
↓
専門書(文学、歴史)
↓
コミックエッセイなどなど
「モヤッ」としたことが起こったのは、コバルト文庫の書籍を探しに行った時でした。
目的のコーナーは、ちょうど少女漫画の棚の隣にあったのですが、ライトノベル系の本は大抵、出版社名の「あいうえお順」で並んでいます。
今は紙の書籍で出版されなくなってしまったコバルト文庫の掘り出し物を探すべく「か行」を見ていた時。
思った以上に、並んでいるコバルト文庫の本が少なかったんです。
あれ?と思い視線をずらしたら、「さ行」にも、同じ背表紙のコバルト文庫が並んでいました。
ここで、ようやく合点がいきました。
「コバルト文庫」として棚に納められているか、「集英社コバルト文庫」として棚に納められているかの違いでした。
確かに、どっちもよく使う名称だけど……ただでさえ紙の書籍に巡り会う機会が少ないコバルト文庫。
せっなくなら、そろえて置いてほしかったな、なんて……。
ちょこっとだけ、モヤッとしてしまいました。
確かに、ライト文芸系や少女小説系の本は、あまり知られていない場合も多いです。
でも、素敵な本もたくさんあるからこそ。
一般文芸のように見る人が少なくても、きれいに整頓した棚になっていると、ファンのひとりである私は、つい嬉しくなってしまいます。
ちなみに、コバルト文庫でおすすめの本は、この2冊です。
1冊目は、長尾彩子さんの小説。「黒猫」のあだ名を持つ少女・エリーゼがとても可愛くて大好きです。伯爵令息との恋愛も微笑ましく、美味しそうなお菓子が出てくるのも魅力でした。
2冊目は、はるおかりのさんの中華後宮を舞台とした恋愛小説シリーズです。このシリーズは、本格的な中華時代小説となっており、どろどろとした愛憎劇も描かれていますが、ラストは必ずハッピーエンドになっています。1作目の「後宮詞華伝」のテーマは「書」。シンデレラストーリーがお好きな方におすすめです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
少女小説って、きゅんきゅんと夢がいっぱい詰まっていて、私は大好きです。