私の「春うた」プレイリスト
こんにちは。桜小路いをりです。
みなさんは、「春うた」と聞くとどんな曲を思い浮かべますか?
今回は、私の「春うた」プレイリストを、お気に入りの「歌ってみた」なども交えながら、ご紹介していきます。
独断と偏見と好みだけで作られたプレイリストですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
*ヨルシカ「風を食む」
1曲目は、アルバム「創作」に収録されている「風を食む」。
ハミングの部分が、なんだか間奏の時間すらも惜しむような切なさがあり、春を惜しむ気持ちと重なります。
美しい春の日本語の羅列と「売れ残りの心」の描写が対照的で、しかしそれらを包むメロディーは切なく流れるようで、ノスタルジックな春の雰囲気にぴったりです。
*ヨルシカ「春泥棒」
続いてもヨルシカさん。ヨルシカさんと言えば「夏」の印象が強いのですが、この曲は「春から夏」の狭間の風景が歌われています。
韻の踏み方も心地よくて、つい何度もリピートしてしまう1曲です。
「あと花二つだけ あと花一つだけ」と残りの花を数える歌詞から私が連想したのは、『最後の一葉』という物語でした。桜を散らす風まで感じさせるような、ドラマチックな曲です。
ヨルシカさんの楽曲は、こはならむさんの「歌ってみた」でもよく聴いています。特に「春泥棒」は何枚もの写真が使われた動画になっていて、お気に入りです。
*DA PUMP「桜」
ちょっと趣向を変えて。
DA PUMPの「桜」は、この曲を聴かなきゃ私の春は始まらない!という1曲です。パフォーマンスもさることながら、武士の潔さと強さを連想させるような歌詞ばかりで、「花は桜木、人は武士」という言葉を思い浮かべてしまいます。
私は、「決意っていう帯を締めて 粋に着流す運命(さだめ)を」というフレーズが特に好きです。
*yama「春を告げる」
新型の疫病が流行って以降の、「寂しげな春」「暗い春」の雰囲気が存分に投影された1曲。
yamaさんの、少しハスキーな感じの透き通った歌声がとても耳に残って、たまに物凄く聴きたくなります。
個人的には、Live Videoのyamaさんの歌い方のほうが、より感情がこもっているような、ひとつひとつの歌詞を丁寧に発音している感じがして好きです。ライブそのものが、楽曲の良さ、歌声の良さを際立たせている気がします。
「春を告げる」は、こちらの英語の「歌ってみた」もよく聴いています。英語になっても全く違和感がなく、とてもカッコいいです。
*YOASOBI「ハルジオン」
失恋から立ち直る瞬間を描いた、1周回ってあまりなかったのでは? という1曲。
ラスサビを聴きながら歩いていると、思わず走り出したくなって、つい笑顔になってしまいます。切なさの中の爽やかさと、最後に見える確かな希望に心が明るくなります。
MVの絵もポップな色使いで可愛らしく、近未来的なデジタルの世界と、現実の世界が交錯するような構成も素敵です。
*YOASOBI「ハルカ」
夜行性多めになってしまうのですが、個人的に「ハルカ」は、花曇りの朝に聴きたい1曲です。
歌詞が出会いと別れの季節である「春」にぴったりで、思い出にゆるりと浸って優しい気持ちになれます。
「ハルカ」のイメージカラーは私の中で蒲公英色なので、それも春のイメージになっている理由のひとつなのかな、と思います。
以上、私の「春うた」プレイリストをご紹介しました。
みなさんの春にも、毎日に彩りを添える素敵な音楽との出会いがありますように。