おしゃれをしたら、CDショップへ。
こんにちは。桜小路いをりです。
私の「推し活」にまつわるマイルールは数あれど、その中で、最近になってから、ひそかに心がけていることがあります。
それは、「CDショップに予約商品を取りに行くときは、おしゃれをすること」です。
理由は、ただ単純に「いちばん素敵な自分」で、推しの作品を受け取りたいから。
家から歩いて行ける距離だし、気合いを入れておしゃれをして行くような場所にあるショップではないけれど。
でも、自分に自信をもって、胸を張ってCDを受け取って持って帰るには、やっぱり「おしゃれ」の効果はてきめんです。
それに、「推しの素敵な作品をお迎えしにいく!」と思いながら身支度をしていると、ついつい胸が弾んでしまいます。
その時間も、私にとって、とても大切なものです。
いつもはさっと一度塗りくらいだけれど、今日ばかりはリップを少し濃いめに塗って。
いつもはブラウンのアイシャドウだけで終わりだけれど、今日は、目尻に赤いアイシャドウをほんのり入れちゃったりして。
受け取るCDのイメージや推しの雰囲気を、さりげなく洋服や小物の色で取り入れてみたりして。
髪もしっかり梳かして。
仕上げにネックレスで胸元を飾って。
お財布もちゃんとカバンに入れて、(CDショップのアプリが入っている)スマホの充電も確認したら、準備は万端。
最近のお気に入りは、受け取りに行くCDのひとつ前のシングルやアルバムを聴きながら、CDショップに向かうことです。
今回の作品を存分に楽しむためのおさらいにもなるし、「今回のカップリングはどんな曲かな」なんて考えながら、るんるんで歩けます。おすすめです。
たぶん、誰が見ているわけでもない。
でも、推しが一生懸命に作った作品をお迎えに行くから。
しかも、それは、たくさんの人の愛情と想いが詰まった、大切なモノだから。
だから、私は、「ただCDを取りに行くだけ」だとしても、特別なお出かけをするくらいの気持ちで、おしゃれをして家を出たい。
ぴんと背筋を伸ばして、「あの人、何かこれから嬉しいことがあるんだろうな。デートかな」と思われるくらい、軽やかな足取りで。
そう考えると、なんだか、CDのリリース日には「素敵な音楽を手元にお迎えする」という以外に、また違う「ときめき」や「楽しみ」ができる気がします。
やっぱり、おしゃれって楽しい。
どんな自分になりたいか、自分はどんな人でいたいのか。
それを、直接的に表に出せて、しかもひと目で周りに伝えることができる、貴重なツールなのではないでしょうか。