新城勇の断片記
はじめまして。俳優の新城勇と申します。
これから「新城勇の断片記」と題して、俳優としての私にまつわる断片を、徒然なるままに綴ってまいりたいと存じます。
俳優と名乗りましたが、現在、私が俳優の仕事をしているかというと、コロナ禍以来、ほとんどしておりません。
直近の舞台演劇の出演は2019年2月にまで遡りますが、KUROGOKU "鈍色のヘルメット"
70年安保闘争のころの東大全共闘リーダー役。
映像作品の出演は、当時私が業務提携していた芸能プロダクション「ビッグファイタープロジェクト」から出させていただいた、
2021年のNHK大河ドラマ "青天を衝け"
日本陸軍の名もない将校役が今のところ最後です。
そして、来年7月に予定されている舞台への出演をもって、私は俳優としての活動を無期限休止する予定です。
(すでに休止中のような状態ではありますが)
その舞台とは、9年前、私が商業演劇としては初めて出演させていただいた、
劇団Gooffy & Merry-go-land
"JUDY ~ The Great Unknown Squadron"
(劇団の方針で、来年からこの作品は製作委員会方式で有志を募り、運営するとのことです。有志の出演者、スタッフ、募集しております。興味のある方はぜひ)
私はこちらの劇団には過去3回客演させていただきましたが、来年は私も有志の一人として参加、最後の出演をさせていただくつもりです。
私が俳優としての活動を始めてから、
来年で15年。
紆余曲折ありました。
会社員とかけもちの時期があったり、
体調不良によるブランクが生じたりと、
けして活発な活動ではありませんでした。
もちろん売れたわけでもない。
ただ、これまで俳優としてやってきたこと、感じたこと、考えたことのなにがしかを文章にしてみようと思います。
俳優をやって良かったことの一つは、舞台演劇というものに触れ得たことですね。
やっていなければ、出不精な私が観劇という
楽しみを知り得たかどうか。
経済的余裕のない私はどうしても厳選せざるを得ませんが、これだけは観たいと思った舞台は観に行っています。
このnoteでは、そのような私の観劇の感想や、主にネット配信に頼っていますが、映像作品鑑賞の感想なども書いていこうと思います。
では、よしなに。
〈続く〉