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活字離れの現代において『まんがで読破』シリーズを読んでみた🤔
『現代は活字離れ』
そう聞くたびに小説など書籍好きな私にとって、少し寂しくなる。
しかし、
これも時代の流れなのだろうか、と思うと致し方ないかも知れないと自問自答する。
そんな日々の生活において、
『まんがで読破』シリーズという漫画本の存在を知った。
これは、日本のみならず世界の名作も含めた超名作を漫画で読むというシリーズもの。
『罪と罰』や『蟹工船』『カラマーゾフの兄弟』に『戦争と平和』や『銀河鉄道の夜』まで。
どれもタイトルは聞いたことのある超有名作、約50作品がズラリ。
それもkindle unlimitedなら、ほとんどのシリーズが読み放題で読めるのである。
![](https://assets.st-note.com/img/1646960917960-nCw0LOAomh.jpg)
試しに昔、小説で読んだ『レ・ミゼラブル』を手にとって読んでみた。
漫画で読むと、また違った感触と言うか、私にとっては斬新であった。
そして、
過去に拝読した世界の名作が、まんがで記憶に蘇った。
本の最初にこうある。
本シリーズでは、古今東西の名作文学・思想書を中心にその作品のエッセンスをとらえて、徹底的に漫画化にしていきます。まずは親しみやすい「まんが」で名著の世界をお楽しみ下さい。本書がきっかけとなり、読者と文豪たちの橋渡しになることを切に願っております。
まさに活字離れの現代を捉えた始めの挨拶文である。
しかし、
徹底的に漫画化
とあるようにレ・ミゼラブルのような長編小説を1冊の漫画に収めているため、小説よりも内容は薄くなる。
ただ、大まかなストーリーや要点を掴むには、充分な中身となっている。
活字よりも漫画を好む方が、世界の名作に触れる機会があるのなら、漫画でも良いのではないか。
そう、日本や世界の超名作を漫画で読むのも悪くない🤔
と活字離れの現代において、これからは私の固定観念も捨てなければならないと思った次第である。