鰹節のうた
波を切って泳ぐものたちが
月に照らされる
誰も知らない夜もある
海で世界とつながっている
結びのことば
意志のひかりをかたくとじこめて
息をひそめる小屋のなかで
時間が磨かれていく
ひとの心の井戸に降りていくために
古式の呼吸に耳をすまそう
もうじきご飯も炊きあがる
うすく削りだされた香りが踊りだす朝だ
波を切って泳ぐものたちが
月に照らされる
誰も知らない夜もある
海で世界とつながっている
結びのことば
意志のひかりをかたくとじこめて
息をひそめる小屋のなかで
時間が磨かれていく
ひとの心の井戸に降りていくために
古式の呼吸に耳をすまそう
もうじきご飯も炊きあがる
うすく削りだされた香りが踊りだす朝だ