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アクセサリー作家専用!「インスタ&スレッズ・活用マニュアル」4つのステップ【保存版】

2023年7月にリリースされた「Threads(スレッズ)」について、アクセサリー作家やジュエリー作家、ハンドメイド作家や、製造小売業の方向けに活用方法をまとめました。


今回の内容は
「自分で作ったアクセサリーを販売する人」
を対象にしており、

インスタとスレッズを活用するにあたって
"本質的なこと"を書きます。


基本的な仕様や操作方法は、実際に使用してみればだいたいわかると思いますので、この記事では扱いません。

使い方を知りたい方は見ないでください。


まずはスレッズを積極的に使って頂き、慣れてきたら、この記事を参考に実践してみてください。


↓こちらの記事ではインスタによる販売戦略を解説していますので、合わせてご覧下さい。



自己紹介

はじめまして。
つくり手応援サポーター しん です。


自宅4畳半でシルバーアクセサリーをはじめ、
個人事業を10年経験しました。

その後、店舗兼工房を開いて、自身のブランドを開設し、
法人(株式会社)を10年経験しました。

工房兼ジュエリースクール


ギフトショー他展示会にも5回出展し、伊勢丹や東急ハンズ、阪急うめだ等に取引先を拡大、東京・大阪に進出した実績があります。

また、小さなジュエリー教室を20年ほど運営しており、年間340回以上、講師として活動しています。

現在は、"ジュエリー制作の魅力を伝えること"、そして、"自分らしいブランドを目指すアクセサリー作家を応援すること"に力を入れており、

記事 665 件以上、メルマガ 594 件以上、
ポッドキャスト 84 件以上発信する

つくり手目線WEBメディア
「ジュエリークラフト」


を運営しています。



マニュアル執筆にあたって

Instagramの活用方法には、さまざまな情報が存在します。

また、「Threads(スレッズ)」の情報も、たくさん出始めています。


私もこれまで、たくさんの
有料の情報商材を購入して学んできました。

<過去に購入した情報>
・ビジネスモデル系情報商材:50,000円×2本
・IT系資格(※)研修費用:220,000円
・IT系資格(※)取得費用:19,800円
・月額20,000円マーケ系オンラインサロン6ヶ月
・月額3,000円インスタ系オンラインサロン3ヶ月
・月額2,500円マーケ系オンラインサロン4ヶ月
・月額2,980円動画系オンラインサロン6ヶ月
・インスタ系情報商材:9,800円×2本
・インスタ系情報商材:2〜3,000円×2

総額 500,000円以上かけて情報を集めても、
アクセサリー作家やジュエリー作家、製造小売業向けに活用できるテンプレートやマニュアルはありませんでした。


そこで、今回は、アクセサリー作家やジュエリー作家向けに、

InstagramとThreads(スレッズ)を活用した一連の手順をまとめました。


既にInstagramを運用していてスレッズを

「どう活用していけばいいかわからない」

という方にとって、とても役に立つ情報になります。

ぜひ最後までご覧ください。



常に意識すべき3つの前提

まずはじめに、具体的な活用を行うにあたって、

常に意識しておくべき「3つの前提」を解説します。

1.ユーザーの4階層レベル
2.SNS活用の目的
3.投稿のタイプは2種類


1.ユーザーの4階層レベル

まず、
お客様とブランドの関係性を理解することが最も大切です。


なぜなら、

"有名人でもないあなた"の事を全く知らないのに、

プライベートな投稿を乗せても、全く興味がないからです。


有名人でもないから興味ない!


でも、

"あなたの事が好きなファン"なら、

プライベートな一面を見たいと思うでしょう。


この関係性を理解するために、

お客さまとの関係性を4つの段階に分けて考えます。

ピラミッドの三角形をイメージするとわかりやすいでしょう。


○コアなファン
あなたのブランドのために、お金も時間も使ってくれるお客さま

○ライトなファン
積極的にイイネやコメントをしてくれるお客さま

○新規ユーザー
フォローしていて、たまに見てくれる新規ユーザー

○無関心ユーザー
あなたのブランドのことを全く知らない無関心ユーザー


Instagramとスレッズの投稿にあたっては、

お客様の4階層レベルに応じて考えていきます。

これが、
ひとつめの"前提"です。


2.SNS活用の目的

SNSを運用していると、投稿自体が目的になる事が多々あります。


しかし、SNSを運用する本来の目的は、

SNSを通じて商品を販売し、コアなファンを育成することです。


つまり、

InstagramとThreads(スレッズ)は目的達成のための手段となります。


このことを、忘れずに意識してください。

これが、
ふたつめの前提です。

SNSは手段。目的を見失わないこと。


3.投稿のタイプは2種類

SNSの投稿は「コンテンツ」です。

「コンテンツ」とは、情報の"中身や内容"の事を指し、次のようなものが含まれます。

<コンテンツの種類>
・インスタ投稿
・リール動画
・ストーリーズ
・ブログ記事
・写真
・動画
・音声配信など

これら全てが、"コンテンツ"ですが、

コンテンツは2種類に分類する事ができます。


それが、

「フロー型」と「ストック型」です。


| フロー型のコンテンツ

「フロー」とは、"流れ"を意味します。

その時々によって、次々と移り変わっていく情報が
「フロー型」のコンテンツです。


フロー型は「流れ」という意味があって、その時々によって次々と移り変わっていく情報がフロー型のコンテンツです。

僕はラジオもやっていますが、ラジオもそうですし、FacebookやTwitterがその代表的なものになります。


そして、

「Threads(スレッズ)」はフロー型のコンテンツとなります。

<フロー型コンテンツ>
・Facebook
・ツイッター
・音声SNS
・Threads(スレッズ)


| ストック型コンテンツ

いっぽう、ストック型のコンテンツとは、

記事や動画がどんどん蓄積されて溜まっていくものです。


蓄積されたコンテンツは、後から簡単に見返すことができるので、お客様に情報として提供することができます。


ブログやYouTubeそしてInstagramが、ストック型のコンテンツになります。

<ストック型コンテンツ>
・Youtube
・ブログ
・Instagram


| アプリ間のハードル

SNSの活用にあたっては、「フロー型」と「ストック型」のコンテンツを上手に使い分けることが重要ですが、これまでは、Instagram ⇔ Twitter など、アプリ間の切り替えにハードルがありました。

<アプリ間のハードル>
・アカウント(ログイン)が必要
・使用しているユーザー層の違い
・各SNSの世界観や文化の違い
・スマホの操作や管理の問題
・セキュリティ情報不安 など

パスワードがわからない・・・


今回の「Threads(スレッズ)」の登場で、アプリ間のハードルが一切なくなり、

「Instagram」をストック型コンテンツの基盤として、「Threads(スレッズ)」でフロー型のコンテンツを流す

といったことが可能になりました。


他のアプリに遷移させないという点で、お客様の心理的ハードルや、スマホの操作やログインといった抵抗がぐっと下がった事は大きな変化と言えます。


また、フロー型SNSの代表格「Twitter」「Facebook」で世界観を表現するのは非常に難しいですが、

「Threads(スレッズ)」は、シンプルな画面構成でアカウントの世界観を崩さずに情報発信する事ができます。



これは、他のアプリと組み合わせてはできないことなので、Instagramと「Threads(スレッズ)」の相互利用は必須といえます。


以上の、これら3つの前提をもとに、
InstagramとThreads(スレッズ)の活用方法について解説してまいります。



インスタとスレッズ活用「4つのステップ」

それでは「InstagramとThreads(スレッズ)の活用方法」について、

次の4つのステップに分けて解説してまいります。

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