ところであの空間は聖か俗かでいえば聖である。建物の概観からわかるとおりふつうではない。これは死か生どちらの空間であるかというのは妙味なことで、人により意見は分かれる。
それでまあふつうはそこまで認識せず考えもしないので、それを捉えて作品に内包し昇華できることは観察眼が鋭いことがうかがえる。自らに内包しているから表出することが可能となる。
これはまあ山でキノコを採取するとき、違いがわかりまたその奥深さを作品として表出することができることは紛れなく光り輝く個性である。
終幕
INTJである彼の者へ向けて
敬具