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バンコク→クアラルンプール | タイからマレーシアまで電車旅してみた

タイ国鉄のSRT(寝台特急)と、マレーシアのKTMでバンコクからクアラルンプールまで電車移動してみましたので、その時の様子をご紹介します。

乗った路線

今回乗ったのは、タイ国鉄SRTとマレー鉄道KTM
タイ国鉄の南部路線はバンコク始発、タイとマレーシアの国境の街Padang Besarで終点です。

マレー半島を南下する路線。
約1000キロあります。

一方、マレー鉄道はPadang Besarから首都クアラルンプールまで結んでいるようです。

そのため、国境の街Padang Besarで電車を乗り換えてクアラルンプールまで向かいました。

チケットの予約

バンコク→ Padang Besar

まずはタイ国鉄のチケットの予約から。
公式サイトから予約できますが、なぜかこのサイト、めちゃくちゃ重いです😅

アプリ版もあり。
こちらはサクサク操作できるので、アプリのダウンロードした方がストレスなく予約できると思います。

👇app store

👇Google play

予約の仕方は非常に分かりやすいです。
Book a ticketメニューから行き先と日時を入力するだけで、列車の候補が表示されます。

北部、北東部、東部、南部から絞り込みもできました。

今回はバンコクのKrung Thep Aphiwat Central Terminal Stationから乗車し、Padang Besarまで向かうことに。
料金は848バーツ
下のベッドを選択すると少し高くなります。

ちなみに、路線は今回乗ったもの以外にも色々ありました。

実は、バンコクから電車でラオスの首都ビエンチャンまで行きたかったんですが、寝台クラスが数ヶ月先まで完売していたので断念しました。(cauch classはまだ空きがありましたが、横になれないのはしんどそうだったので諦めました…)

路線によってはかなり人気みたいなので、早めに予約した方が良さそうです。
バンコク-Padang Besar線に関しては、約一週間前の予約でも空きがありました。

支払いが完了すると、アプリ内でQRコードが表示されるようになるので、当日はこれを使用してゲートを通過します。

Padang Besar → クアラルンプール

次にマレー鉄道のチケットを予約。
こちらのサイトから予約できます。

KTMの終点は、クアラルンプールにあるKL Sentralという駅。
というわけで、Padang Besarからこちらの駅を目指すことに。

ただ、KTMもかなり人気があるようで、Padang Besar到着から2日後の早朝便まで予約で埋まっていました。
KTMも早めに予約した方が良さそうです。

予約が完了すると、QRコードが付いたEチケットが送られてきます。

電車でクアラルンプールへ

バンコクからPadang Besarまで

乗車日当日。
バンコクで泊まっていた宿から、SRTの駅向かいます。

Krung Thep Aphiwat Central Terminal Stationは、MRT Blue lineのBang Sue駅から直結しているので、まずは地下鉄でこちらへ。

乗り換え案内に従って歩いていきます

エスカレーターで地上に上がるとタイ国鉄のターミナル駅に到着。

だだっ広いのに、何もない…
と思ったらなぜか銀座駅がありました笑

ちょうどお昼時でお腹が空いていたので、フードコートに。
駅のフードコートでも、格安で美味しいタイ料理が食べられました。

Bang Sue駅から来ると、フードコートまで少し歩く必要があります
極太の乾麺を7割くらい戻したラーメン
なぜかフォークで食べているのはご愛嬌😉
揚げ物も美味かった😋

その後、待ち時間で駅構内をぶらぶらしてみることに。
数は多くはないですが、屋台や小さな売店がありました。

けっこう広いです
筆者の乗る電車は16:10発でした

そうこうしている内に、発車20分前に。
ゲートには既に列ができていたので、紛れ込みます。

発車時刻の20分前から乗車できました

改札にQRコードを読み取るところがあるので、スマホをかざして通過。
ホームに上がると、今回乗る電車が🚃

それなりに年季が入っている感じです
車内の様子
座席は1人用にしては広め

定刻になると、電車は動き出しました。

発車後、車内では定期的に食べ物や飲み物を売るおばちゃんがやって来ます。

トイレや洗面所、食堂車も完備。
筆者は車内では何も買いませんでしたが、快適に過ごせそうです。

18時くらいになると、スタッフのお兄さんがベッドメイクをしに車内を回ってきました。
その間少しだけ席を立って待ちます。

筆者が寝る上段ベッド
下段ベッド
下の方が快適そうでした
寝るには十分な広さがありました

駅で買っておいたものを食べ、寝ようとしたんですが、ここでちょっと難点が。

一つは、その内消灯すると思っていましたが、結局最後まで消灯しなかったこと。
もう一つは、それなりのスピードで走っているからか、けっこう揺れることです。

照明が眩しかった点は、下段ベッドで寝ればあまり気にならなそうでした。

下のベッドはカーテンを閉めれば暗くできそう

快眠とはいかなかったですが、いい経験ができました。

午前8時30分。
終点のPadang Besarに到着しました。
電車を降りるとタイ側のイミグレーション、その後すぐにマレーシア側のイミグレーションがあります。

Padang Besar駅

Padang Besarで2泊

Padang Besar到着と同日にKL Sentral行きのKTMが予約できなかったので、国境の街で2泊することに。

その間に街をぶらぶらしてみたので、ご紹介します。

駅のフードコート入り口
売店もありました
駅を出てすぐの所にBORDER KITCENなるフードコートも
いろいろお店があります
しかも一品10RM前後で安い!
駅前の商店街やフードコート以外は静かな田舎町といった感じでした
タイとの国境が目の前に
フェンスで仕切られていて勝手には越えられなそうです
ホテルからの眺めもよかった😆

クアラルンプールへ

翌日、朝イチの電車でクアラルンプールに向かいます。
改札でEチケットのQRコードをスキャンして、駅ホームへ。

マレー鉄道のKTM
かなり新めの車両です
車内もめちゃくちゃきれい
座席は日本の新幹線よりちょっと狭いくらいでした

7:20発の電車でしたが、定刻通りに出発。
車内にはお手洗いもちゃんとありました。
ちょっとしたカフェもあったみたいです。
(筆者は利用していないですが、)

車窓から見える朝日☀️

そんなこんなで、途中の駅にも停車しながら12時40分、予定時刻通りにKL Sentralに到着!

5時間30分の長旅でしたが、外の景色を眺めたりうとうとしていたらあっという間でした笑

KL Sentral station
ショッピングモールと直結しています
お世話になったKTMくん

まとめ

トータルすると丸一日くらいかかりましたが、楽しい電車旅でした!
チケットは駅でも買えるみたいですが、オンラインで予約するのがおすすめです。
飛行機に飽きたら、ぜひ電車でマレー半島を旅してみてください!

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