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骨格の男女差ってあるの?



『問題』次の中で骨格の男女差がもっとも大きい骨はどれか2つ選べ。

①頭蓋骨

②上腕骨

③肩甲骨

④骨盤

今回は、この【骨格の男女差】について紹介していきます。

まず、男性と女性の骨格で最も差が出る骨が2つあります。

それは、頭蓋骨と骨盤です。

問題の答えは①頭蓋骨 ④骨盤 です。

頭蓋骨に関しては、今回はあまり関係がないので割愛させて頂きます。

注目すべきは【骨盤】です。


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女性は赤ちゃんを産む時、赤ちゃんは骨盤の中にある産道を通ります。

この産道がある為、骨盤を上から見た時に女性の方が骨盤が広く楕円型(だえんがた)

男性の場合は狭くハート型をしています。

この骨盤の広さが変わると骨盤の前方部分の角度も違ってきます。

女性は90° 男性60° と骨盤には大きな男女差があるんです。

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骨盤に男女差があることは分かったけど・・この違いでどんな影響があるの?

なんて疑問をもっていませんか?

その疑問を解決するポイントは『膝関節』

もう少し膝関節について詳しく紹介しないといけませんので、もう少しお付き合いください。

膝関節に【Q角】と呼ばれる角度があることは知っていますか?


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臨床上では足の骨折・脱臼などの怪我をした場合にどの程度ずれているのかを計測をする時に使う角度です。

大腿骨の中心線と脛骨の中心線が交わる部分にできる角度=『Q角』

『Q角』は男性約10° 女性約15° 

女性の方が『Q角』が大きいんです。

この『Q角』が女性の方が大きいというのも、骨盤の影響を受けているからなんです。

『Q角』が大きいことで、膝関節は外反しやくなる為、ストレスが加わりやすくなってしまうんです。

女性の方がストレスが多く加わることで、女性の方が膝関節に症状が出やすいということが言えるんです。

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簡単にまとめると、女性の方が骨盤が広く大腿骨の角度が大きくなることで、Q角が増大しその結果、膝関節へのストレスも増加する為、女性の方が膝関節に症状が出やすい。 ということになるんです。

変形性膝関節症は女性に多い疾患ではありますが、男性にも起こる疾患です。

今回は男女差の理由について詳しく紹介させていただきました。最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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