膝の痛みが治るまで2週間

ちょこちょこランニングを始めて、すぐに膝を痛めてしまった露口です。

鵞足炎の症状があったので、痛みが強い部分にATミニなどの電気治療をした結果、一週間である程度の痛みは引きましたが、まだ歩く時も痛みがあり、少し足を引きずるような格好で歩いていました。

そんな状態ですが少しだけ走ってみました。

すると・・痛みが強く1㎞も走れなかったのです。

患部の治療をしたので膝の内側の炎症は収まっていたのに、まだ走ることはできませんでした。

よく膝周辺の状態を確認してみると、痛めた左膝の膝蓋靭帯の緊張と大腿骨内転筋群の筋肉の癒着がありました。

膝蓋靭帯は膝のお皿の下からスネの骨に向かって伸びている靭帯で、分かりやすいのだと、子供がなるオスグッド病の時に骨が盛り上がってくる所に付着している靭帯です。

この膝蓋靭帯が緊張しているということは膝にストレスが加わっているということになります。


その要因として、最も大きかったのが、大腿骨内転筋群の癒着でした。

癒着とは筋肉のオーバーユースにより、筋肉同士・筋肉と骨・筋肉と皮膚など様々な所で起こる可能性があるんですが、今回は筋肉同士と筋肉と皮膚の癒着が強かったように感じました。

癒着していると筋肉の滑走が起こらず、本来の筋肉・関節の動きが出来なくなってしまうんです。


そんな癒着が起こっている部分を触ってみると、自分で触っても『めちゃくちゃ痛い!』のが特徴です。


この癒着が起こっている限り、一週間安静にしていても変化がなく、走ると痛みが出ていたんです。

今度は、元の患部だけではなく、膝蓋靭帯・内転筋群に対してもアプローチをしていきました。

アプローチ後2日程度は炎症反応が起こりましたが、3日目からは痛みが引いていき、痛めてから2週間後には約6㎞走ることができました。

それからは、痛みを感じることなくランニングすることができています。

今回、膝を痛めて感じたことは、【痛い時は患部にだけ意識を向けてしまう】ということです。

現に、痛みは出ているので間違ってはいないと思いますが、私のように患部だけを治療しても症状が改善しないことがあるので、患部以外の状態を確認することはとても重要ですね。

なかなか自分で自分の体の状態を把握するのは難しい部分もあるので、外からの評価を一度確認してみるものいいかもしれません。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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