紙にじみ問題/ダイソー情報カードB6サイズ
本日は、紙にじみ問題について書きたいと思います。
私は普段、万年筆を使用して、紙のにじみを感じることがあります。
せっかくインクが綺麗だったとしても、にじんでしまうとインクの綺麗さも台無しかと思います。
そこでこれからは様々な紙をテストして記事にしていきたいと思います。
1.インクにこだわったとしても紙との相性でインクの綺麗さが変わる。
万年筆にこだわってインクにもこだわっている人はたくさんいるかと思います。しかし普段使う紙はコピー用紙またはノートなどが多いと思います。紙には色々な種類があって、 万年筆との相性の良い紙もありますが、普段ビジネスの場で使うことが多い紙を想定して検証していきたいと思います。インクのにじみについては、万年筆の字幅の問題もあるので、細字よりも太字の方が当然インクの量が多くにじみやすくなります。なので今回は特にインクフローのよい万年筆を中心に検証してみました。
2.今回使用した紙は?
今回使用した紙は、100均のダイソーで買った情報カードになります。以前ダイソーで買った情報カードがすごくにじんだので、今回のカードがにじむかどうか少し不安になりました。
3.今回の紙と万年筆の相性の結果は?
さて今回の検証の結果です。まず全体的に思ってたよりにじみませんでした 。
ふでdeまんねんは寝かして書くと太字になるので今回の中で一番太字かと思います。インクとの相性もありますが、思っていたよりにじみませんでした。
裏すけもありません。
次にパイロットのカスタム74(中細軟)を使用して色彩雫の月夜で書いてみました。カスタム74(中細軟)のインクフローがとても良いので、にじむかなと思いましたが、こちらも思ってたよりにじみませんでした。裏すけもありません。
続いてですが、パイロットのカスタム742(フォルニブ)で色彩雫の孔雀で書いてみました。カスタム742(フォルニブ)はインクフローがよく、筆圧をかけるとインクがドバッと出るので、これが一番にじみやすいペンだと思います。ぱっと見た感じはにじみはないのですが、乾いてからよく見ると文字の所々ににじみが感じられます。 やはりインクフローがいいペンだと少しにじみが出てしまいます。裏すけはありません。
最後に LAMY Safari の細字で色彩雫の秋桜で書いてみました。色彩雫の秋桜は、少し水分の多いインクなので、にじみやすいかと思いましたが、万年筆自体が細字のため、それ細にじみませんでした。裏すけもありません。
4.総評と結論
全体を通して大きなにじみもなく、いい感じでした。前回買った名刺サイズの情報カードはすごくにじんだので、今回もにじむのではないかと思っていましたが、太字で書いてもそれほどにじみませんでした。これは紙のサイズが大きいからなのか、それともダイソーで発売されてる情報カードの紙質が変わったのか分かりません。結論として、こちらの情報カードは万年筆で使ってもそれほどストレスもなく普通に使える紙だと思います。