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お彼岸に思う【50代がやるべきこととその使命】

お彼岸ですね。
お彼岸と聞いて、
「お墓参りに行かなくちゃ」とか
「暑さ寒さも彼岸までだね」とかいろいろと思うことあるでしょ?

私ね、思ったんですよ。
50代になった今、やるべきことがあるって!
そして、使命があるってね。

それは何かと言うと・・・

日本の良き伝統や風習とかいろんなことにおいて、
今はなんでも簡素化されがちなだなって思うんです。
その代わりに新しいことが増えたりするんだけどね。

楽しいイベントごとは取り入れられるけど、
古くからある面倒なものは止めちゃう傾向があるような。
例えば、ハロウィンは新しく始まったイベントですよね。
日本発祥ではないけど、根付いてきていますね。

では逆に、あまり見かけないものとして、お月見なんてやってる人いる?
「月は見たよ!」ってことじゃなくてね。

ピラミッド型に積み上げた団子で
「収穫が無事にできました。ありがとうございます」
と、お月様に感謝を伝えるなんてことしてないですよね。

そして、昔の人は「健康で幸せになれますように」とお供えした月見団子を食べます。
お供えした月見団子から、月のパワーを分けてもらうのです。

現代みたいに売ってるみたらし団子を食べるとか、そういうものではないですね。
昔って、考え方も素敵ですよね。

お月見を例にしましたけど、
そういう昔からあることを見直していくって、
とっても大事なことだなって思ったんですよね。

私の年代である50代の方でも、知らないことって多かったりしません?
え?私だけかしら??

私達50代が知らないことは、その上の年代の方に聞けば教えてもらえます。

でも、知らないまま50代の私達が60代、70代、80代・・・となったとき、
教えるべき立場にある私達が知らないのだから、
もうそれは無かったも同然になるんじゃないの??って。

まあね、そんなことはないと思いますよ。
今はネットで検索すると何でも出てくるのだから、
それは調べれば何とかなりますよね。

でも、カッコ悪くないかなあ??
お年寄りは何でも知ってるイメージってないですか?
ほら、おばあちゃんの知恵袋てきな。

50代でお孫さんがいるという方もいらっしゃるかと思います。
目の中に入れても痛くないと言われる孫に
「おばあちゃん、これって何?どういう意味?」って聞かれたら?
「おばあちゃんが今調べるからちょっと待っててね」って言う?

おばあちゃんになって、聞かれたことに答えられるから
「おばあちゃんってすごい!何でも知ってる!」と思われるのであって、
おばあちゃんが調べて教えるのだったら、
きっと孫は最初からスマホやパソコンに聞きますよね。

だから、せめてカレンダーに書いてあるものは
知っているべきだと私は思ったのです。
昔からの行事など、知っておくべきだと思ったし、
それを下の世代に伝えていくべきなんじゃないのかな。

ってことで、今日は秋分の日。
秋分の日についてお話ししますね。


秋分の日について


昼と夜の長さが同じことを表しているイラスト

日本の祝日『秋分の日』は、
毎年9月22日から24日の間に設定されるものです。
この日は昼と夜の長さがほぼ同じになる日なんですよね。

「秋分の日ってどんな日なの?」
「秋分の日って毎年変わるよね?なんでだろう?」
と、いつか孫から聞かれた時にぜひ役立ててくださいね。


秋分の日が毎年変わる理由は?


地球が太陽の周りをまわるイラスト

秋分の日がその年によって日にちが変わるって、なんだか変ですよね。
2024年の秋分の日は9月22日がですが、
2023年は9月23日が秋分の日だったというように
秋分の日って毎年違います。

それはなぜって?

それは、地球が太陽の周りを一周するのにかかる時間から
考えていかなければいけません。

1年は365日だと子供の頃から知ってますが、
細かくきっちり言うと365日と約6時間かかるのです。
約6時間という時間が、
毎年少しずつ秋分の日がずれる原因なんです。

4年に一度2月29日がある『うるう年』を作って帳尻合わせしても、
完全には一致しないのです。

だから、秋分の日が一定でないのは、
仕方がないことなんですって。


では、秋分の日はだれが決めているのか?
国立天文台というところが計算して、
秋分の日を決めているんですよ。

そして!
毎年2月1日に翌年の秋分の日が発表されるってご存じでしたか?

2025年の秋分の日は9月23日です。
それはもう決定しているけれど、
2026年の秋分の日は、
2025年の2月1日がくるまでまだ決定していない。

なんだか秋分の日って不思議な日ですね。」



秋分の日の意味と由来


彼岸花に赤とんぼが2匹飛んでいるイラスト

秋分の日は、祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日として制定されています。

もともとは『秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)』と呼ばれていて、
宮中では、歴代の天皇や皇族を祀る大事な儀式の日なんですね。

宮内庁の主要祭儀一覧にも書かれてあります。

この『秋季皇霊祭』が、1948年に現在の「秋分の日」として祝日になりました。



秋分の日とお彼岸


ピンクと白と黄色い小菊の花束の画像

秋分の日を含む前後7日間は『秋彼岸』と呼ばれ、
お墓参りや先祖供養が行われます。

秋分の日は、ちょうど真ん中の日つまりお中日に当たるので、
あちこちでお墓参りの仏花を持ち歩く方も多く見られます。

この期間は、仏教の教えに基づき、煩悩や悩みを超えて悟りの世界(彼岸)に近づくための修行や供養が行われるそうです。

私たちが住んでいる今の世界を「此岸(しがん)」と呼び、
悟りの境地に達した彼の世を「彼岸(ひがん)」と言います。

お彼岸は、この「彼岸」と「此岸」の距離が最も近くなる春分と秋分に、ご先祖の供養を行う行事ということなんです。

この時期に自分のルーツとなるご先祖様の供養をすることで、私たちと先祖とのつながりを感じることができるんですね。

ご先祖様を敬うこと、感謝の気持ちを持ことは人として大切です。
家族を大切にするという気持ちにもつながるのが、お彼岸なんだと思いました。


秋分の日の食べ物


右におはぎ、左にぼた餅が置かれている画像

秋分の日には「おはぎ」を食べる習慣がありますね。
もちろん、このおはぎにも意味があるんです。
小豆の赤い色が邪気を払うとされているので、
先祖供養と結びついているんです。

春分の日には「ぼた餅」と呼ばれる同じ物を食べますが、
季節の花にちなんで名前が変わるだけ。
基本的には同じものですね。

ただ大きく違うことが1つあります!

秋に収穫となる小豆は、まだ皮がやわらかいためおはぎはつぶあんです。
それに対して、春は保存した小豆を使うことになるので、
皮も固いことからぼた餅はこしあんにします。

今は、どこでもつぶあん・こしあん両方一緒に売ってますよね。
それどころか、ごまやきな粉というおはぎもあります。

ただ食べるだけならどれを食べてもいいでしょうけれど、
なぜつぶあんなのか?という意味を知っておくということも、
大切なことですね。


まとめ

秋分の日については知らなかったこともあって、
自分で勉強になりました。

天文学で秋分の日を決めているのは、
世界でも珍しいことのようですね。
なんだかちょっと神秘的だと思ませんか。

ご先祖様の供養としてお墓参りをするという事は、
自分の原点をたどることにもつながりますね。

今回は、お彼岸・秋分の日について書きましたが、
これに限らず失われがちなものについては、
まずは自分が勉強して知識を得ることが大切だと実感しています。

そして、若い世代に得た知識を伝えていくことこそ、
私達50代の使命でもあると感じた今日秋分の日でした。



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