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【誰でも”天才になる”方法】東大AI博士カリス著の感想

林修先生の「初耳学」に登場したことで話題になった東大AI博士のカリス氏の初の著書。

そのときの動画がYouTubeにアップされていました。

しかし、そんなことは知らずタイトルを見て衝動買いした一冊。

「誰でも天才になる」という挑戦的なフレーズが私の興味を引いたのは言うまでもありません。人の才能を引き出すことに関心がある私としても、ぜひ学びたい内容です。

カリスって誰?

本書の著者であるカリス氏は韓国出身で、日本に留学して16歳で東大に合格。その実績が認められ、日本の永住権を取得しています。現在は医療AIの分野で起業し、社会に貢献しつつYouTubeで科学的思考法を配信中。この経歴だけでも、まさに「天才」と呼ばれるにふさわしい人物でしょう。

YouTubeチャンネル「カリス 東大AI博士」
https://www.youtube.com/@kallis-ai

では、どうすれば天才になれるのでしょうか?

「誰でも天才になる方法」の内容と感想

本書はカリス氏が様々な分野で成功を収めるための思考法を紹介しています。「仕事」「勉強」「人間関係」「自己改造」「未来」と、どれもが私たちの生活に欠かせない要素です。

例えば、仕事においては「明確なゴールを設定し、逆算と軌道修正を重ねる」とあります。一見、平凡なアドバイスにも思えますが、それを地道に続けてこそ成功があるのだと、カリス氏は自身の実績で証明しています。

特に印象的だったのは、「数年後の自分の姿を想像し、『緊急ではないが重要なこと』に日々時間を費やす」こと。

これは、日々の忙しさに追われがちな現代人にとって、重要なメッセージです。私自身、ときには「急ぎの仕事」ばかりに取り組んで「重要だが急ぎではないこと」を後回しにし、やりたいことがなかなか進まないことはあります。

カリス氏は、目標に不要なことには「NO」と言うことで時間を確保するべきだと述べています。頼まれた仕事を全て受けず、自分の軸を守る姿勢は見習いたい部分です。

この本の魅力は、単なる「成功のレシピ」を提供するのではなく、私たち一人ひとりが「自分の才能を最大限に活かし、何にでもなれる」という可能性を見出させてくれる点にあります。

私たちも一歩ずつ、自分にとって本当に重要なことに時間と労力を注ぐことで、自分だけの「天才性」を開花できるのではないでしょうか。

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