長野生活24日目
6月12日(土)
長野に来てから4週目の土曜日が終わった。
カーテンをつけていないのでで、相当徹夜した日以外は窓から陽の差してくる6時くらいには自然と目が覚めるようになり、あーこれが人間の自然な生活サイクルなんだぁとか思ったりする今日この頃。
現場仕事が始まってようやく事務仕事と、現場確認のペースが掴めてきたように思う。
始まったばかりの時は現場で確認することがおおく、ほとんど事務仕事できず他の人が帰っていく中ポチポチたまった資料作成などの時間としていたが、今では無理やりまず資料作成・調整の時間を最優先し、現場のあれこれは工務店の方に任せることにしてみた。
これでようやく設計事務所側の仕事も進められるようになってきた。
だが、一つ懸念事項が発生している。
現場を見ていないと自分の把握できていないものごとがいつの間にか完了してしまっているのだ。
先日はセキュリティ用の監視カメラとスピーカーが改修前の位置に穴が開いてついているという事態があった。
急遽、電話してごめんなさいして、次の日の朝に位置をやり直してもらったが、たまたま次の日に直してもらえただけで、取り返しのつかないことになる可能性もあった。
そういったいろいろな現場との調整をしているとだんだん考え方が施工しやすさ優先になっている自分にもこの前気づいてしまい自己嫌悪に陥っている現在。
デザインの考え方をしっかり認識しながら、使い勝手と意匠両方をとれる方法を常に検討していかないといけない。