近況02
ここ1か月のストレスがかかりすぎて体調がやばいことになっている。
とにかく胃が痛い。
自分でコントロールできない部分で振り回されている。
問題となっている物件は、自分の担当ではなく事務所としても業務のとりすぎで担当が付けられず宙に浮いていた物件。
事年始に副所長から「事務所として全員でやらなきゃいけないから」と呼び出されて作業を始めると副所長は一切かかわらずに丸投げで3人で作業。
その後2人はこの物件のメールも何も見ずに放置。
そりゃそうだ。全員担当物件だけで残業続き。
ただ、個人的な倫理観というかルールではこのままだと事務所としてやばいということで作業に係ることに。
2社の設計事務所で割り振ることにはなるのだが子側の務所として従事していたらしい。(担当外で関わってないから業務分担なんか知らん。)
基本的なプランは全てこちらでまとめてCADの関係で相手側に作図は頼んでいたらしい。
ただ、尻に火が付いた状態で終わらないからと回ってきたであろう仕事を進めると素晴らしいくらいに何も決まっていない。
建物を建てるには”図面”が必要となる。
形が分かるだけのお絵かきではいけないのだ。
これは入社直後から所長に事あるごとに言われてきた。
しかし、”建具の高さが決まっていない、半月前と比べ建具の形がほとんど変わっている、部屋の大きさが突然変わる、変更点の連絡すらない"
この状況は正直言ってありえない。
というか信用できない。
修正を繰り返しても元に戻ったり、変更点を共有されず全て再度修正したり。
2月は間に合わないからとほぼすべての休日返上で作業を行い徹夜もした。
それを誇らしげに語ることもしないし、寝てない自慢もするつもりもない。
それなのに、相手方の担当は「一人ですべてやってるんだ、直しきれるわけがない」そんなことを言ってくる。
もちろん、設計業界のハードワークな点やブラック気味なところは理解している。
けれども、はっきり言って他社の都合なんか知らない。
プライベートを切り捨ててでも請け負った仕事に従事するならば契約は守らなければならない。
それに間に合わない言い訳なんて存在しない。
私はそう思う。
特に仕事を振るならばその仕事を進めるための情報は与えるべきである。
自分で決められることは決めるが、決定権が相手にある場合は必ず。
10年足らずしか設計業界を知らないが、諸先輩方の話を聞く限り無責任な設計者・施工者がとにかく増えている。
下請けで問題を起こしても元請けに押し付けて逃げる設計者。
問題が起きても隠して何食わぬ顔をして逃げる施工者。
そんなのばっかりだ。
もちろんしっかり対応してくれる業者のほうが多い。
その分設計料・施工費は高くなるが。
こんな事ばっかりでは地方の建設業界に未来は無いとすら思えてくる。