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ライバルの存在
みなさん、こんにちは。しんまるです。
先月から2024年の関西大学ラグビーAリーグが始まりました。
あいにくの雨により、Jスポーツでの観戦でした。
私が応援している京産大ラグビー部の初戦は同志社。そうなんです、前年度の関西大学Aリーグで最下位だった同志社が初戦の相手でした。
まさかの同志社が最下位という。これはやはり衝撃です。
同志社と言えば、高校日本代表や同候補に選ばれた、たくさんの才能ある選手が「型がない」いわゆる自由なスタイルで、華麗な展開ラグビーを信条とする関西の雄です。
一方、京産と言えば、無名選手を鍛え上げて泥臭くプレーするひたむきなラグビー。スクラム、モールとFWでゴリゴリと攻めます。あくまで、昔の京産で今は変わっているところもあります。
そんな両極端なスタイルですが、私が学生時代だった時よりも前に最終戦は決まってこの2校という時代が多くありました。
そんな両チームが、まさか初戦で当たることになるとは。もちろん、京産が最下位でというケースはあったので初めてではないのですが、昔の同志社を知る者としてはやはり衝撃です。
京産の大西前監督が昔、ラグビー部の目標として掲げたもののひとつに「同志社大学に勝つ」とあります。これは、やはり当時、同志社が関西大学リーグで圧倒的な強さを見せていたことの証だと思います。
その昔、京産が低迷して関西最下位あたりをうろうろして、何度も入れ替え戦を経験してという時もありました。同志社にもボコボコにされながら、それでも、対同志社の試合の選手の気持ちの入りようは相当なものだったと思います。
一方で同志社も低迷していた時期はありますが、やはり、同志社というブランドは健在です。毎年、才能あふれる選手がたくさん入部していました。私はただただ羨ましいなと。
今年の試合は圧倒的な大差で京産の勝利となりました。試合前はちょっと心配だったのですが全くの杞憂でした。同志社相手ですのでもちろん嬉しいのですが、何というのでしょう、ちょっとした寂しさも感じています。
試合後のインタビューで京産の広瀬監督が言っています。
「いい時もあれば悪い時もお互いありますので。 今年はこういう結果になりましたけども、来年はまだわかりませんし。引き続きいいライバルでいたいです」
心に響く、すごくいい言葉だと思います。
現在の京産は同志社というライバルの存在なくしてありません。また、これからの京産があるために、同志社はもはやライバルではないということは絶対にありません。
同志社は引き続き、京産のライバルですし目標です。故岡仁詩氏が育ててきた同志社が近い将来、復活することを願っています。
そして、いつか全勝対決で最終戦を迎える、そんな日が来たらとても幸せです。めっちゃ緊張するやろなぁ。
最後までお読みいただきどうもありがとうございました。