フィルムに恋して
シニアのカイです。
このnoteは昔話しがメイン?になり恐縮です。
どうぞ、お付き合い頂けましたら幸いです。
私がカメラ専門店に勤めていたのは
42才の12月まででした。地元業界は
前のページで書いた様に大不況で
リストラされました。
あれから22年過ぎました。
その22年前でも、すでにNikonの
デジタル一眼レフのDシリーズは
出ていましたね。
私が働いていた時代は
フィルム全盛時から、APSフィルムとの
共存、そしてデジタル猛進化により
フィルムによるDPEプリントや現像が
激減した時代までをリアルに見ていた
そんな時代でもありました。
フィルムカメラで写真を撮っていた
お客たちはデジタルでは大きなプリントに
したら話にならないよ、と言っていた筈が
年追うごとに見る見る鮮明な映像を
デジタルがプリントアウトしていってましたね。
そうなってからは、お客の中ではライカやら
ハッセルやらのドイツの高級カメラ
値段にすれば100万だってするような道具を
置いてデジタル一眼レフを持ち始めたのには
私や店メンバーは唖然としましたね(苦笑)
私はカメラ店を辞めてからは
カメラや写真に関わることがなくなりました。
むしろ避けていたのかも知れません。
それでも、店を辞める1年前から
アップルパソコンで作成するグラフィックデザイン
の世界に興味が湧き40代の手習いとして
DTPスクールに2年ほど通い、フォトショ、
イラレ、クーウォークエキスプレスまでを
ちゃんと使えるようにまで学んだりしました。
その後、40過ぎてから畑違いのど素人なりに
ベンチャーでしたがIT企業でIT広報職についたり
しました。
その後、介護やら何やらでそこも辞めて
バイトや契約などで通販会社、工場などで
働いて今に至って、それで今は色々な事が
終わり時間に余裕ができた今になり
20代の頃に写真やアートに夢中になってた事が
懐かしく思うようになってきました。
だからこそ、このnoteでその当時の事を
書いていけたらなぁ、と思った次第です。
好きな国内外の写真家たち、昭和のクリエイティブの
空気感などが下手なりに書けたらなぁと思うんです。
もし、私が書いていることが、知らなかったなぁ~
とか思って貰える人が少しでもいてくれたら
なんだか楽しいなと思うわけです。
無料・有料ともに素敵な事が書けたらと願います。
フィルムに恋して、とはまさに
私の気持ちです。
フィルムで撮影した頃はデジタルと違って
撮ってすぐに確認なんてできません。
現像に出して、プリントして
やっと自分が見た風景と写真の中の風景が
一致しているかを知ることができるのです。
つまり、現像から仕上がってくるまでは
私の片思い、出来上がりを見て
初めて恋が成就したか、フラれたかわかる
そんなせつない時間もまた
愛おしい時代でした。
フィルムに恋しての話は
また、別に書きたいと思います。
それでは、今回はこの辺で。
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