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メディア・リテラシーを磨く
メディアからの情報
メディアからの情報は、世の中で起こっていることを知るためにとても重要なものです。
毎日ニュースなどで提供される情報は、自分の生活をどのようにしていくかの参考にすると思います。
発信されている情報は、大手の企業などが報道しているので、なんとなく信頼性が高いと勝手に想像しているところがあり、普段何気なく見ているニュースに対して、あまり疑いを持ったことはないように思います。
メディア・リテラシーを磨く
海外では、普通の学校などで、子供の頃からメディアリテラシーを磨く教育を行なっているところがあるそうです。
メディアリテラシーのポイントは、「メディアの言っていることを疑う姿勢を持つ」ということです。
これは、「今見せられているものにおかしなところはないのか?」を考えてみるということです。
人に何かを伝えるというのは、とても難しいことです。
話題の取り上げ方や、質問の仕方、説明する際の言葉の選び方、映像表現、口調などで受け取り方は変わってきます。
また、立場によっては、全く逆の事実になる可能性もあります。
政府や大手企業の都合の悪いニュースを流さなかったり、あえて関係ないニュースに注目させて、都合の悪い部分に注目されないようにするということをやっていないとは言えません。
したがって、メディアが報道している内容について、「これは本当に正しいのか?」、「誇張されていないか?」、「誰かの利害に関係していないか?」などを少し考えてみるようにしたほうが良いです。
こうすることで、「隠されていると思われる事実」を加味した判断が可能となり、変に情報に踊らされることが少なくなっていきます。
日本は操作しやすいかもしれない
日本では、外国語でニュースを見る人が少ない印象です。
もちろん、見ている人もいると思いますが、もし見ていないとしたら、海外からの情報を、少ない労力で遮断することができてしまうということです。
これは、簡単に思想操作が可能という意味でもあります。
現在のヨーロッパの情勢などを見ていると、情報の遮断や統制、プロパガンダの恐ろしさを改めて感じます。
自国の政府でさえも、もしかしたらどこかの意図が強く反映された操作が行われている可能性があります。
メディアリテラシーは、こうした状況において、より良く行動するために、これからますます大事になってくると思います。
これからも、自ら積極的に疑う姿勢を持ちつつ、メディアの報道を見ていきたいと思います。