自分で何かを作るは「巻き込む」こと
こんにちは、守屋です。
人々に愛されていたお店やサービスが、時代や諸事情により閉店してしまうことがあります。また赤字経営によってスポーツクラブでさえ解散することも珍しくありません。
大規模であればあるほど、期間が長ければ長いほど、人々の思い出になっていることは間違いありません。今の時代、新しいこと誕生しやすいと言われています。
気軽さがあるからこそスタートアップしやすいという利点とともに、終わりを迎えるとき(損切)も早くなっているように感じます。
スタートしたことは、規模が拡大すれば自分だけのものではない
最初は自分自身の目的や夢のためにスタートしたことも、いつしか規模が大きくなれば自分だけで決めることができなくなります。
上場すれば株主が方向性を決め、決定権を得ることも珍しいことではありません。だからこそ何かをスタートさせるとき、イメージの中に「自分のものではなくなる瞬間」を持って欲しいと思います。
自分勝手にやること、たしかに悪いことではありません。そして最初はそれの方がうまくいくでしょう。ただある分岐点を超えると、自分だけのものでは無くなります。
それは自分のひと声が届かないほど巨大な組織となってしまい、身軽さとは程遠い状態となってしまいます。
ずっと自分のものでありたいと思うのであれば、規模をある程度の大きさでストップさせること。もしくは支持を得る層を決めておくこと。
1人の影響力が強かったとしても、それもまた1人の人間であり突然辞めたい。気が変わった。飽きてしまった。と思う瞬間があるかも知れません。
それでも自分で立ち上げたこと、作ったことは「誰かを巻き込んでいる」という意識が必要です。なぜならすでに誰かの生活の一部となっていたり、必要不可欠な人生の生きがいになっている人もいるかも知れないからです。
ぜひ何かをスタートしようと思っている人には、自分だけのためにスタートすることは構いませんが、いつからかまわりを巻き込んでこそ、大きくもなり責任もついてくることを頭に入れておいた方がいいでしょう。
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