FC今治、今シーズンの夢スタジアム観客動員数を調べてみた件
こんにちは、守屋です。
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FC今治、夢スタジアムに何度もお邪魔する機会があり、今回も楽しく観戦させて頂きました。
ただ事前に情報を集めずに観戦するのと、少しでも知識を得て観るのでは見る面白さも増すのではと感じています。
今シーズンの夢スタジアムでの観客動員数の流れと、因果関係について事前に少し調べてみました。
すべて個人的な見解ですので根拠もありませんし、クラブスタッフの方々が読まれて不快に思われた等の問い合わせがあった場合は削除させて頂きます。
参考資料・引用元は
FC今治公式サイト
FC今治オフィシャルyoutube
FC今治公式ツイッター
また、
・今治におらんやつが好き勝手なことばかり言いやがって!
・調子に乗っているときに水を差すな!
・そんなことまで気にしておらんわ!
などの意見もあるかと思います。ただ、個人的にFC今治に興味があり、外部者だからこそ気がつくこともあるのかなと思って書いているだけです。好まない場合はここで読むのをやめて頂ければと思います(^^)
データから観客動員数の推移を読み解く
【目指せ全試合4000人が合言葉】
・4000人超え 1回(開幕戦)
・3000人越え 1回(4/29 3152人)
・2000人越え 10回
◆夢スタ観客動員数データ
1st
2st
◆天候
夢スタで雨の日は2回、それ以外は晴のため、観客動員数にほぼ影響なし。(気温は対象外)
5/6(日)は雨だったが、2908人と雨の影響を受けていない。
◆順位
勝敗の有無で次節(アウェイでの勝敗は抜き)の入場者数の増減はあまり関係性を感じない。
◆主なできごと
4000人越えした開幕戦のイベント、3000人越えしたときの劇団EXILE、2921人と3000人に迫るときの堀江貴文さんなど、ネームバリューとの関連性がある可能性大。
西日本豪雨の影響で7/15のイベントが中止?のために2188人、7/22も2006人と自然現象の影響も含まれている可能性がある。
【チラシ配り大作戦】も実施しており、直近の試合では影響を与えている可能性も大。
「受け取ってもらえる=FC今治に関心が高い。」
ということだから、家族でチラシを手に話題にしてくれれば翌日にはスタジアムに足を運ぶことに繋がる。
この辺もアンケートなどで何を見て来たか。もしくはチラシに角に「●●抽選券」とか付いていると、チラシの効果が数値化されやすいのでは。
◆考察
今のところ、天候・勝敗に比例して観客が増えてるというのは数字では表れていない。
ただ「勝利」は応援している人すべてに快感を与えてくれる要素が含まれているため、必要不可欠なのは言うまでも無い。
男女比率や年齢別という部分の詳細は不明。(スタッフは知っているのかな?)
クラブを勝敗の有無に限らずシーズンチケットを購入し、週末を楽しみにしている人数が2000人前後いるイメージ。(目視で2018シーズンチケットをぶら下げている人多し)
イベントの大小によって、新規客の動員数が100人~1000人ほど影響を与えている。
9月16日の試合では勝利したことで、J3昇格の期待が残されているからこそスタジアムに足を運ぶ機会にもつながるが、逆をいえば昇格が途絶えた瞬間に魅力を失ってしまう観客もいる可能性は否定できない。
◆課題
集客増が今後の課題(J3昇格も含めて)の一つであろうと仮定して、まずは今治市の人口推移から確認。
国勢調査集計結果 平成27年国勢調査結果
3年前の平成27年の資料、今現在も16万人を切っていると予想…少子高齢化社会ってやつですね!市外からのサポーターも考慮したいけど、あくまで今治を中心にまずは考えてみたい。
【データ出所】総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数
人口構成から読み解くと、
・定年前後の男女
・子育てひと段落世代(こどもに手がかからない)
が中心となり構成されている。
FC今治が集客のターゲットをどこに絞っているか分からないが、個人的な見解を示してみたい。
・若者~30代まで
FC今治は知っているが選手の特徴や戦術、JFLがどんなカテゴリーなのか分からず、ネームバリューがあるイベントの実施によって友人・家族と一緒にスタジアムに来る可能性が非常に高い。
サッカーの専門的知識が少ない分だけ、魅力的なイベントが実施されないと他のイベント(友人と遊ぶ等)に移行してしまうことも多い。
子育て世代はこどもが小さいために、一緒に観戦しながらサッカーの魅力に親子ではまってしまうこともある。
そのため、この世代にコンスタントに魅力的なイベント(選手をアイドル化というブランディング等)を構築することができれば、長年に渡ってスタジアムに足を運んでくれる可能性大。
・子育てひと段落世代
この層は、比較的人生経験も豊富でありサッカーを含めた様々な分野で独自の展開や考察をしたり、コミュニティを作って楽しむことができる。
・試合の結果について
・応援に関して
・クラブについて
・選手について
・スタグルやイベントの意義について
・戦術について
・勝利の後の酒がたまらなく好きで語りたい
各ジャンル、テーマごとで話し合ったり交流会をすることで、よりクラブ愛が高まり結束力が強くなる。
位置付けとしてクラブとサポーターの中間、クラブのため、自分の生き甲斐のためという使命感も芽生えている層。
SNSなどを利用して発信していくことで、より細分化された魅力が伝わり夢スタで合流して答え合わせする人数が増えるのが理想。
積極的に地域で交流会を開催して、友達の友達の友達はみんな仲間。みたいな感覚で人数を増やしていくと夢スタジアムでは知り合いだらけというサイクルが生まれる。
・定年前後の男女
人口構成を見ても、この層は今治では3分の1を占めている状態。
何を伝えるかとテーマを考えたとき、
「地域に新しい楽しみが出来た」
と思ってもらい、
「楽しみを楽しいまま過ごせるかどうか」
がキーワードではないかと。
今治は瀬戸内・しまなみ街道など港町の雰囲気が今なお強い。料理もちょっと塩分多めな濃い味が多い?お酒が男女ともに好き。(主観ですが目視と体験談から確率が高い)
FC今治のサポーターと交流したときも、お酒は皆さん好きな印象。
ということは、そもそも夢スタにお酒を飲んで楽しむ場にしたいという気持ちがあるが、
【立地、アクセスの関係(車利用)のため、楽しさ半分になってしまっている】
という仮説を立てて見る。(定年前後の男女が対象という前提)
現在、今治駅前⇔イオンモール今治新都市というバスが試合開催時は運行しており、イオンモールから夢スタまでの直通バスも出ている。
バスのご案内
ルートを見ると、岡山理大今治キャンパス経由のルートしかない。
※9/18追記 玉川方面経由もあることを確認しました。
イオンモール今治新都市路線バス時刻表
夢スタで試合を観戦するアクセス手段として
・今治駅でバスを待つ。
・今治駅からタクシー(1500円)
・イオンモール今治新都心に駐車して夢スタに行く。
・夢スタに駐車して観戦。
・徒歩・自転車(立地から少ない)
高齢者の中には免許返納している人や、運転が怖い。またはお酒が飲めないなら移動しない。という選択が優先順位に来ている人もいるかも知れない。
写真のようにもしも伊予桜井駅エリアの高齢者が、
・日帰り観戦ツアーを組んでくれる(夢スタ観戦&イオン&etc)
・シャトルバスが1.2本イオンモール今治新都心まで往復してくれる。
というアプローチがあれば、高齢者が足を運ぶのに不自由しないのではないだろうか。
同じように波方、波止浜エリアでもFC今治を応援したいけど、アクセスが不便で車も運転できない。運転すると楽しみなお酒が飲めない。
という需要が、高齢者にはまだ隠されているはず。
アウェイのバスツアーに関してはFC今治も実施しており、他のクラブでも行っているところがある。
ただ今治という地域を考えたとき、市内の高齢者の方でも
【足を運びたいものの、スタジアムに足を運んで観戦したいという楽しみに制約が生まれることで、楽しめず諦めてしまう】
層もいるのではないか。
生の声を聴いていないのであくまでも憶測になってしまうけど、高齢者にとってお酒を飲みながら観戦するというのは日常の楽しみであり、それが排除される場所には足を運ぼうという考えも無いのではないだろうか。
・日帰り観戦ツアー(5000円以内チケット込み)
・シャトルバスをテスト運行してみる(イオンモール今治新都心までの往復)
など地域に根付いた定年前後の新規ユーザーを獲得するには、この辺のアプローチをすれば面白いかも知れない。
勝敗の有無に関わらずスタジアムで、
「ビールも飲めず我慢して、車で帰宅することほど辛いものはない!」
と感じる方々は少なくないはず。
とくに野球観戦が主流で生活してきた世代だからこそ【スポーツ観戦=飲酒】はセットと思っている人もサッカーになると飲めないから諦めるという考えかも知れない。
色々と勝手なことばかりいってきましたが、FC今治が魅力的なクラブであることは言うまでもないですし、何度夢スタジアムに足を運んでも、新しい発見があります。
ぜひ、この夢スタジアムに足を運んでサッカー専用スタジアムの臨場感、FC今治の応援や試合を多くの人に観てほしいと思っています。
すでに実施している、対策を取っているなどあれば…すみません。確認もせずに適当なことばかり書いてしまい。(ただ市内に対して日帰りツアーなどの投稿を見たことは無いはず。)
身内ではなく、地域に住んでいない外部者だからこそ気付けることや言えること、近すぎると思っていても言えないこともあるかも知れません。
「こんなことを考えているやつがよそ者でおるらしいぞ。」とお酒の場で話題になってくれればそれが何よりです。(そこに参加して飲みたいけど本当は…)
今治に縁もゆかりも無かった自分ですがFC今治を通して、多くの人と交流できたことが何よりも嬉しく、もっと発展していくことを願っています。
もし、「なんか参考になったぁ!」とか思って頂ければジュース代程度で構わないのでサポートして貰えたら嬉しいです(^^♪
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