本当に楽しいことは、人と一緒じゃなくても楽しめる

こんにちは、守屋です。

ある子どもが「なぁ、公園でサッカーしない?あの公園はボール使っても怒られないしやろうよ。」と他の子どもを誘っていました。

まわりの子どもは「〇〇くんとゲームする約束あるから無理!」と言って帰宅してしまいました。残った子どもがどうするのかなと思ってみていたら、一人で公園に行きボールを1時間以上蹴っていました。

きっと他の子どもと一緒に蹴れれば、楽しい。でも、それ以上にボールを蹴ることが楽しいから一人でも蹴るんだろうなと感じました。

夢中のシェアは時として、夢中を半減させてしまうことも

何か夢中でやっていること、夢中になり始めていることがある。そんなとき一人でやっても楽しいことを、まわりと一緒じゃないと楽しめなくなることがあります。

好きなクラブを応援しているサポーター。応援に夢中だったのに、いつの間にか一緒に行くサポーターができたものの、急遽応援することが出来なくなり、自分も今回はスタジアムに行くのを止めてしまった。

好きな歌手の追っかけをしていた人。追っかけ仲間と意気投合したものの、いつからか仲間が参加しないライブには参戦しなくなり、いつの間にか曲自体も聴かなくなってしまった。

自分ひとりでも夢中になっていたものが、いつの間にか誰かとシェアしてしまったことで、自分だけで夢中になることに寂しさを感じることがあります。

その寂しさを感じてしまうと、本来は自分ひとりで楽しんでいたことも空しく、誰かと一緒でなければ楽しめない雰囲気を作り出してしまいます。

本当に楽しいことは、人と一緒じゃなくても楽しめるものだと思っています。たとえ誰かと一緒であっても、「誰かと一緒に楽しむ」が先行せず自分ひとりで楽しむことを前提にすることをお勧めします。


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