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麻雀屋のお仕事

よく1か月だけKindleUnlimitedを利用して、麻雀本の情報収集をします。今回は『麻雀だけで生きていく』著:堀内正人さんより、麻雀屋さんの実態をまとめました。 ※kindle unlimited読み放題対象です。

==堀内正人プロフィール==
1985年1月4日生まれ(38歳)
専門学校卒後、雀荘勤務を転々
元日本プロ麻雀連盟所属(十段位)
現在はポーカープレーヤー、麻雀系YOUTUBERとして活躍



①Youtubeの実態

Youtubeの投稿本数、登録者数、月収を公開してくれています。1年で登録車+5万、月収+200万以上の結果を出されています。後半になるにつれて案件の割合も多くなっていますね。Youtube素人からすると登録者1万程度でも月収が38万あるのが凄いと思いました。(私の給料よりもはるかに多い・・)

堀内さんは、無駄な時間をつくらないことを意識してYoutube動画を作成しています。視聴者の時間を奪うことなく、1秒でも無駄なことを流さないようにしているようです。あとは三人麻雀で大阪のお店を紹介してくれることが個人的に嬉しいですね。

②雀荘勤務の実態

私は雀荘のアルバイト経験はしかありませんが、堀内さんは正社員として働かれていた経験があり、とても面白かったです。この話を聞くと、雀荘のシステム(特にゲーム代バックなし)や色々なお客・従業員と仕事をしなければならない点が、雀荘従業員で生計をたてるのは難しそうと感じました。

・大手雀荘チェーン従業員(六本木、仙台)

休日月5日、月収30万(ゲーム代バックなし)(ボーナスなし)
※主任 月収33万+5万、店長 月収37万+10万、部長43万+20万
※女性従業員は自給2500円

元闇金の上司に詰められる。
8人の従業員と3LDKマンションで共同生活中、タバコをパクられる。
社員旅行があるも、ずっと社長夫妻の接待をしなければならない。
主任のときに、他の社員が代走で暗槓をし忘れて5000円を支払う。

・新宿歌舞伎町東風メンバー

基本給24.5万(ゲーム代フルバック)
対人成績1か月目+9万、2か月目+23万

アパート全体が寮で、各部屋に二段ベッド、シャワー共同
インターネットバカラに有り金全ツッパするルームメイト
立ち番中にもギャンブルをする従業員
エレベーター(イカサマの一種)を使いこなす青年
雀荘メンバーを引退後は生活保護で生活

③堀内流 人生の考え方

”今頑張るのは、かつてした選択を後悔したくないから”
雀荘従業員として非生産的な暮らしをしていた一方で、今はYoutuberとしてコンテンツを生み出す側になり、自分が好きなことを知ってくれる人が増えたら嬉しい。

人生は選択の連続であり、最も良い選択とは、自分が後悔しないことだと、メンタリストのDaigoさんも語っていました。それと合わせて考えると、選択することと同時に、選択した後が大事なのかなと思いました。

麻雀も、瞬間的な選択だけでなく、選択の連続が結果となり現れます。つまり麻雀も人生も、考えていない選択は結果が出ないということですね。(適当人間の私からすると耳の痛い話ですが・・・)


ということで今回は以上です。堀内さんという人間だけでなく、雀荘従業員やYoutuberの実態などがよく理解できる本でした。Kindle Unlimitedで読み放題なので、是非ご興味ある方は読んでみてください。(2023/12/29時点)
ありがとうございました。

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