フェムトパートナーズ 投資方針
はじめまして、フェムトパートナーズの山田と申します。
2013年に1号ファンドを設立し、直近では2020年に3号ファンドを111億円で設立して、IT系スタートアップへの投資を進めています。
HPにも記載していますが、直近の状況をもとに、改めて投資方針について記載してみました。
1. 投資ステージ
初回投資は、シード・アーリーステージが中心です。特に、初めて外部のVCから調達するようなシリーズAがメインのターゲットです。
ただし、ミドル・レイターステージであっても、将来高い企業価値が見込める場合や、ピボットして第二創業となるような場合もありますので、ケースバイケースで判断しています。
2. 投資金額
初回投資は、最低1億円以上で、直近では約2~5億円で実行しています。追加投資含め、1社あたり合計で最大10億円程度を想定しています。
3. リードorフォロー
リード投資が原則です。
4. 地域
東京都心に本社がある企業が対象です。
ただし、リモート会議も一般になってきているため、東京以外に本社があっても柔軟に検討します。海外には投資していません。
5. 投資のコンセプト
投資検討時に議論になったら立ち戻る原則のようなものです。
6. 支援内容
6-1. 戦略のディスカッション
月次の定例会だけでなく、slackで日頃からコミュニケーションできる体制を取っています。
経営陣の方々が当該事業領域に最も詳しいことを前提に、より企業価値を高められるようなディスカッションやアドバイスを心がけています。
6-2. 資金調達のサポート
初回投資後、次回以降のラウンドでのフォローオン投資も積極的に検討しています。
また、VCや事業会社等のエクイティ投資家の紹介や、デットファイナンスを行う金融機関の紹介も行っています。
6-3. MBO・資本政策に関するスキームの提案
スタートアップとしては取り組みが難しい大手企業からのMBOや、資本政策に関する相談についても、投資と合わせて検討しています。
大手企業からのMBOの事例はこちらです。
6-4. 採用、インセンティブ設計に関する支援
CxO候補についてのディスカッション、採用面談への同席、候補者の紹介等を行っています。
また、適切なインセンティブ設計を行い優秀な人材を呼び込めるよう、SOやリストリクテッド・ストックの設計に関するアドバイスも行っています。
6-5. その他
顧客候補先、オフィス仲介、広告代理店の紹介等、様々な種類の支援を適宜行っています。
先日、投資先の経営陣向けに、プレイドの武藤CFO、福島さんをお呼びし、勉強会を開催しました。普段なかなか聞けないIPOに関するご経験やアドバイスをお話いただき、私自身も大変勉強になりました!このような取組みも定期的に開催していきたいと思います。
以上、少しでも我々について知っていただければ、大変嬉しいです。ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。
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