後藤慎吾

東京の日本橋で働く弁護士。バイサイドの弁護士目線でLBOの解説をアップしてみました。 …

後藤慎吾

東京の日本橋で働く弁護士。バイサイドの弁護士目線でLBOの解説をアップしてみました。 仕事の依頼などは荒巻・後藤法律事務所のお問い合わせフォームから受け付けております。 https://www.aglo.jp/contact/

最近の記事

(バイサイドの弁護士からみた)LBOの実務・第3回 ④SPCの設立

ども。弁護士の後藤慎吾です。 今回はLBOの「M&Aフェーズその2」の「④SPCの設立」について説明します。 この連載で「M&Aフェーズその2」とは、以下のパワポのように、デューディリジェンス(中又は)後のSPCの設立やM&A関連契約の交渉・締結のプロセスをいいます。 (大変なので前回みたいに1枚のパワポの全てのイベントについて1回の投稿で説明するのはやめました。。) SPCとはLBOでは必ず、スポンサーは、対象会社の買収のための準備として、SPAの締結の前のタイミング

    • (バイサイドの弁護士からみた)LBOの実務・第2回 ①NDA締結→初期的情報開示、②MOU締結、③デューディリジェンス

      はじめにども。弁護士の後藤慎吾です。 「(バイサイドの弁護士からみた)LBOの実務」第2回は、「M&Aフェーズのその1」について説明します。 前回の復習ですが、LBOは、①M&Aフェーズ、②ファイナンスフェーズ、③合併フェーズという3のフェーズを経てようやく最終形に辿り着く案件でした。 その中で、①M&Aフェーズについては、便宜上、2つの段階に分けて、 「その1」では、M&A関連契約の交渉・締結の前段階のプロセスについて、 「その2」では、LBOのスキーム的なところと

      • (バイサイドの弁護士からみた)LBOの実務・第1回 総論

        なぜ今この記事を書いているのかはじめまして、東京の日本橋で弁護士をしている後藤慎吾と申します。 後藤慎吾って誰?と思った方は、事務所の弁護士紹介ページをご参照くださればと。 私は、弁護士として日々いろんな種類の仕事をしているのですが、ファンド規制に関する書籍を書いていたりして、ファンド関連の仕事が主要取扱分野の1つになっています。 ただ、ファンドといっても、ヘッジファンド、ベンチャーキャピタルファンド、事業再生ファンドなど様々な種類のものがあり、その取引の内容も様々で

      (バイサイドの弁護士からみた)LBOの実務・第3回 ④SPCの設立

      • (バイサイドの弁護士からみた)LBOの実務・第2回 ①NDA締結→初期的情報開示、②MOU締結、③デューディリジェンス

      • (バイサイドの弁護士からみた)LBOの実務・第1回 総論