虫との夏物語2021
ムカデとの出会いから始まり
ヘビトンボとの遭遇があり
そのうえ左足に蝉が留まって鳴出す始末。
そして
とうとう耳にまで留まりだしやがった。
蝉の野郎。今年の夏はどないしたんやろ?
地面のあちこちに野垂れ死んでる蝉が
いつもより多い気がするし。
つい先日も右耳の真後ろに蝉が留まった。
右肘左肘交互に見て♪ってネタがあったけど
右蝉左蝉は知らん。
何の虫の知らせなんだろう?
何を言いに来たんやろう?
手で触ったら「じぃ~じぃ~」って飛んで
行った蝉の野郎。
何かの良いお知らせに来たんならええけど
どうもイヤな予感やわ~
なんか知らんけど、ええことない気がする~
今朝も、独り言で行ってきま~すって言いながらボロボロマンションの玄関のドアを開けたら、閉める時のドアのノブの横に小さめの
バッタが留まってて動かない。逃げない。
「おはよ✨君も逃げへんな~何を言いに来たん?可愛いやんけ。君も誕生日おめでとうとはっきり言うてもらわなわからん奴か?」と訳のわからん事をバッタに話ししてもうた。
そうこうしながら車で20分程の会社に到着。
駐車場から更衣室まで歩いただけで、もう
汗だくつゆだく。痩せてまうやろ~。
昨日の仕事上のとある横着からのトラブルから始まっていたのだが、今朝も会社に来るなりドカーンと一発落雷喰らわした。
SMAPの青い稲妻のように。側近の吉に。
関係者は伝説の四番三浦君と吉田と上村。
「言われた事だけをそのまんま言いに来るだけ。アホかお前!もうちょっと自分で考えるってようせんのか?言うといたらええわみたいな顔しやがって。これも関係あるしあれも関係してくるし、誰と何をどう話すかも関係してくるし、ちょっと考えたらわかるやろ
このクソアホンダラが。それから、お前もな
病気やからとか障害やからとか関係あらへん
のじゃ。自分がやってる仕事は自分の事。
一つ一つ何をするんでも自分が関わって作業しているんやから逃げも隠れも口からでまかせも無用!段々横着ばっかりしやがって。
そのくせ僕は知らん関係ないアホやから。
そんな事ばっかり考えとうやろお前。
そう顔に書いてあるわ。このボケがっ」
叱るのではなく怒る。
ヨシヨシの言葉なんかかけない。
そこから自分の足で立ち上がって来て欲しい。被害者ぶらずに。
それはそれでガチーンいわしといて
そいつら二人へのフォローと、迷惑をかけた?相手へのフォローに動く。
自動車事故で保険会社が処理するのなら
4:6で、こっちが少し分が悪い感じか。
ただそこにも色んな感情が入り交じる。
その人その人のあの人あの人に対する思いも
混じってくるから人数が増える程ややこしく
なる。相手のボス的な人の所へ「どないして
やりこめたろって考えよんやろ?」って
こっちから出向かせてもらった。
「人聞きの悪いこと言うな~」って一言あったが、意外と簡単に済ませてくれた。
あ~良かった。
そのボス的な人にも最近ちょいちょい逆らってやるので謝りたくなかったのもあった。
だから一言も「すいません」という言葉は
使わなかった。
まぁとりあえず一件落着
これが「虫の知らせ」やったんかな?
と思いながら帰宅したら、朝のバッタ君が
まだ留まってた。
「ただいま~ずっと朝からここにおるんか君」ってチョンチョンと触ったけど逃げない。朝は写真撮れへんかったから撮っとこ
ねぇバッタ君、君は可愛いからそれでええけど、もう悪い知らせは運んでこんでええでぇ
って話した。
虫との物語はいつまで続くのだろう?
ムカデといい、蝉といい
ヘビトンボといい、バッタといい
何か不思議な夏物語である。
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