モラハラ

昨日も妻にモラハラと言われてしまった。この言葉をこれまで何度か聞いているが、私にとっては何のことかさっぱりわからないので素通りしてしまっている。妻との関係をよくするためにも、今一度調べて見たい。モラハラとは道徳、倫理に反する言動や態度によって、相手に精神的な苦痛を与えることであるという。具体的には、無視や暴言、威圧的な態度などをいうようである。確かに、昨日の妻との会話を振り返ると、暴言や威圧的な態度により、精神的な苦痛を与えてしまったように思う。私はいつも娘の話になると、妻に対して厳しくあたることがある。昨日のことについて振り返りたい。娘の幼馴染であるAちゃんが下校時に泣いていたという。友達にくそまんじゅうと言われたことが原因で、よくよく話を聞いてみると、どうやら娘がこれに絡んでいたようである。下校時に下駄箱でBちゃんと娘があだ名について話をしていた際、Aちゃんのことをくさまんじゅうはどう?と話していて、間違えてくそまんじゅうと言ってしまい2人で盛り上がったことをAちゃんに話してしまったというのだ。娘としては、あだ名を一緒に考えたいからこの話をしたとのことだが、友達の悪口をそのまま伝えてしまうことは、娘が悪口を言っていることと同じであることを伝えると娘は泣き始めてしまった。号泣である。私は号泣することに対して、話の途中であるにも関わらずシャットアウトしてしまうのはよくないと更に娘を追い詰めることを言ってしまった。こうなると、もう妻の独壇場である。なぜそこまで言うのかと私への攻撃が始まった。そして、その言葉を聞いた娘は妻の元へと移動する。そして、娘の話も聞いてあげられないのという調子で妻の劇場が始まるのである。そこで私ははいそうですかで話を終わらせることができればいいのだが、そもそも論を話してしまう。そもそも娘の話を聞けずに事実確認ができないままでいた妻が私と娘が話しているところに突然入ってきてまるで私が初めから話を聞いて問題解決したんですけどという振る舞いをするのはおかしいと反論してしまった。こうなると、もう止まらない。妻も過去のことを引っ張り出して全面戦争状態である。私はここで手を引けばいいものをそっちがそうならこっちもと更にエスカレートしてしまう。昨日は怒りというよりも、妻のことを泥棒に例えて笑ってしまった。これにより、ひどい時のような後味の悪さはなかったが、朝から妻とは口をきけない状況が続いている。今日も幸先悪いスタートである。


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