ソフトボール大会

ついにこの日がやってきた。ドジャースのワールドシリーズ制覇が決まってからどれほど経っただろうか。未だに初戦のフリーマンの逆転ホームランの映像が鮮明に脳裏に焼き付いている。今日のソフトボール大会もまさにこのワールドシリーズが頭にある中での参戦となった。初戦の相手は強豪である。とはいえ、そこまでのチームではないものと思っていたが、初回の打線の破壊力で勝ち目がないことを知った。ホームランバッターが揃っているのである。打線も左右左右のジグザク打線で、打つバッター打つバッターが外野にボールを飛ばしてくる。そのうちの一人の選手はあわや場外ホームランという打球をかっとばした。勝ち目はないのはわかっているが、それでも一筋の望みに期待してセンターで守っていた。センターには6回ボールが飛んできた。そのうち5回はフライで、全てキャッチすることができた。フライのうち2回は定位置から大きく外れたところにボールが飛んだので間に合わないものと思ったが、何とかとることができた。そのうち1回はテオスカーヘルナンデスのダイビングキャッチを彷彿とさせるものだった。とれないかもしれないと思ったが、一か八かでダイビングキャッチをしたところ見事に捕球していた。とにかく、バックが盛り立てなければならないという思いで飛んだことが功を奏した。バッティングについては大きな課題となっていたが、とあるYoutuberの動画を見て、手首を返すことを学んでから結果が出るようになった。ドジャースのフリーマンのように、相手ピッチャーに向けてバットを返す仕草を繰り返し行うことで、バットを振った時に良い形でバットが返るようになった。インコースの球は引っ張って、アウトコースの球は逆らわずに流し打ちをする。この時に手首が返っているのでバットの当たる角度によってボールが真っ直ぐに飛んでいくのである。練習の成果が出て、本番では、5打数5安打1四球という最高の成績をおさめることができた。本当は思いっきり引っ張って大きな辺りを打ちたかったのだが、とにかく練習通りにバットが綺麗な形ででるよう心掛けた。バッティングが苦手な私にとっては大きな成果である。ただ、かっとばすことはできなかったので、来年はホームランも狙えるようバッティング方法について更に研究を重ねて、一回りも二回りもレベルアップした姿を見せたいと思う。今から来年の大会が楽しみである。

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