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14歳からの哲学

新月ゆき(@Shingetsu_yuki)です。
斉藤ナミさん(@nami5711)からオススメ頂いた、「14歳からの哲学」を最近読み始めました。

■14歳からの哲学

■読もうと思った動機

本の内容も面白そうだと思ったのですが、斉藤さんがオススメする本だから読んだ。その動機が強いです。

彼女の言葉は、いつも「彼女の言葉」です。なにを言っているんだ?彼女の言葉が「彼女の言葉」であるなんて、当然じゃないか?

そう思われるかもしれません。
しかし、世間を見渡すと、意外とそうではありません。自分の言葉は「自分の言葉」ではなく、彼女の言葉は「彼女の言葉」ではありません。

だけど、斉藤ナミさんの言葉は、いつも「斉藤ナミさんの言葉」
だから、私は読みました。

■感想

驚きました。
1章ごとに、自分の人生を振り返るような本でした。

ある章では、10回以上読み返しました。理解できないから繰り返し読むのではなく、共感と共鳴しているから、繰り返し考えたくなる章でした。

安達太良の空を思い出しました。

私は、10月に福島県に旅をしました。
安達太良山へ行くためです。

安達太良山と言えば、ほんとの空を思い出します。

高村光太郎(智恵子抄)

智恵子は東京に空が無いといふ
ほんとの空がみたいといふ

ほんとの空は、人によって違うと思います。

智恵子の生家へ行きました。
GPSで向かったのに、最初に到着したのは、智恵子と縁のある祠です。そこで、次の言葉に出会いました。

本当に生きる女。

智恵子は、気性が激しいとよく聞きます。 しかし、ご本人の写真から、その気性の激しさが私には想像できませんでした。
今回の旅を機に、智恵子の気性の激しさを調べてみました。

高村光太郎曰く

「自己を乗り越えて進もうとする、気力の強さ」
「随時無理な努力も、人知れず重ねていた」
「生来の勝ち気から、自己の感情は、かなり内に抑えていた」

これが、気性の激しさ。
智恵子を大切に思い、智恵子の近くにいた人間の言葉。 衝撃を受けました。 その時は、何と言葉で表現していいのか、分かりませんでした。

今なら、こう言います。
智恵子は、本当の女と、偽物の女を知っている。
智恵子は、本当の自分と、偽物の自分を知っている。
智恵子は、智恵子の人生を生きていたんだ。

■振り返り

来月、生まれ故郷である福岡県に行こうと思います。
私は、私の空を見ようと思いました。

私、ふたつ、見たい空があるんです。
2020年春に描いたイラストと共に、ご紹介します。

※英彦山の空
福岡県添田町にある県内唯一の神宮。
三大修験道のひとつで、古来より神の山として信仰されてきた霊山です。
その空。

英彦山神宮

※桜井二見ヶ浦の空
福岡県糸島市志摩桜井の海岸。
その空。

桜井二見ヶ浦の夫婦岩

14歳からの哲学、あともう1度感想をつづりたいと思います。

■webtoon(縦スクカラー漫画)素材活用

今週の週1回のイラストは、悪役令嬢ちゃんとお猫さまです。

着彩
下描き

週1回イラストは、webtoon(縦スクカラー漫画)の素材活用の試作でもあります。

この素材を使ってみると、どんな風になるのかな?
服の模様素材は、手描きより見栄えが良いのでは?線画だけ描いて、あとは素材で問題ないよね?
今は既存素材を使っているけれど、主人公の髪の毛を素材にしたい場合は、自作をしようかな?
素材を作ったことないけれど、ググれば解決するはず。

webtoon(縦スクカラー漫画)は、素材の活用は外せません。
素材にしろ何にしろ、繰り返し活用しないと感覚をつかめないので、今は習作を楽しんで描いています。

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■脳外科医とくも膜下出血患者の、1年にわたる嘘コミュニケーション

(脳外科医)助けたい命がある。
(くも膜下出血患者)助かりたい命がある。

ふたりのゴールは一緒なのに、あるひとつのことで意見が合わず、対立する。なぜ、患者は「いいえ」というのか?

「脳外科医とくも膜下出血患者の、1年にわたる嘘コミュニケーション」続編が続きます。

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