2021.5.22.sat. しまい込んでいた食器たちよ、新天地で活躍できるよう、私折ってます。じゃなく祈ってます。
「近々チャリティーバザーを準備しているのですが、何か提供していただけるものはありませんか」と、おばさま二人連れがやってきた。「ありますとも! ありますありますありまーす!」という心の声を押さえ、「どんなものがいいですか?」と、ためしに小さめのココット皿やカップを出して見せると二人とも喜んでくれた。それなら、と陶器のポットやら大皿なんかも出してみると、これまた大喜びだ。
結局、もう一人増えて三人で持ち帰ってもらったのだが、押入れの中から出し切れず、つぎの日また自転車できてもらった。なかなか使う機会がなく押入れの奥で眠っていた洋物大皿、耐熱容器、カップにグラスに、和物大皿、お重やら何やらが片付いた。いやあ、大変喜んでいただけて、こちらこそ感謝感激雨アラレ(←こういう表現も最近とんときかなくなったな。「とんと」ってのもきかないな)。
箱にしまっちゃうと、入れたそばから、「あれ?あの箱の中身、何だったかな?」ということになるので、私は箱にナンバーを振り、何番の箱には何が入っているか書き出して一覧にしている。これだとふだん使わないような物でも、使いたいときにリストを見れば、何番の箱に入っているかがすぐにわかるというわけだ。
そして、リストを修正しながら、箱に詰め直し、夜中までかかって押入れの中を整理し直したのであった。No.10まであった箱は、No.6までに減った。がんばったな、じぶん。今夜はぐっすり眠れそうだ。
その時はまだ、次の日あんなことになろうとは知る由もない私なのであった。つづく。