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2021.6.20.sun. 今朝はちょっと冷えるからポトフにでもしようか。
寝床の中でつらつら考える。人参も1本あったし、玉ねぎ、メイクイーンもある。お肉の代わりにウインナーとグリンピースも入れたら出来上がりだ。コトコト煮てるあいだにネコノス手帳を仕上げるという算段。ごめいさん。
ソロバン塾で計算の答えが合ってたときに、たしかこう言ったと記憶している。「ごめいさん」ていうのは「ご名答さん」ってことかな。なんか、あのそろばん塾って、寺子屋のかたちがそのまま活きてる感じだったな。
前にどでかいソロバンが据えられていて、「ねがいましてーは」から始まって数字を足していき最後に答えを言って、正しいと「ごめいさん」っていうようなことだったかと。だいぶあやふやだけど。それで、先生が大きなソロバンの珠をコットンパッツンって動かして説明することがあって、あれ、あの珠の上下するときの感じ、たまらなく好きだったな。
先生といえば、へえ~、ということがあった。先日に書いたちくまプリマ―新書の『先生はえらい』(内田樹著)の中に、「反面教師」が出てきたのだが、あれは中国の「文化大革命」のときに生まれた言葉だったということをはじめて知った。
「反面教師」というのは、「ろくでもない先生」(当時の文脈では「資本主義に毒された反革命的な先生」のことです)からでも、生徒は革命的教訓を学ぶことができるということを意味しています。 『学びの主体性』より
そっちかあ。学校だけじゃなくて、「人の振り見て我が振り直せ」的な意味で使ってたし、孔子とか孟子のころに生まれた言葉だと思っていたから、これを知ったときはちょっとびっくりだった。私の知らなかったことシリーズはまだまだつづきそうだ。