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[ネコノス手帳 No.338] 2022.8.31.wed. 暗闇で食べればマル。

口に入れるモノの形というのは、美味しさを決める要素のひとつではあるはずだ。

先日、スーパーで見つけたオレンジピールチョコ。輸入品お菓子コーナーに並んでいた。チョコレート好き、さらにオレンジピール好きなわたしは、自分でもオレンジの皮を煮て作ったりするほどオレンジピールチョコに目がない。

で、このパッケージを見つけたわたしは当然手にとった。帰って開けてみると、まるで弾薬みたいな食べ物とは思えないグロテスクなモノが出てきて軽いショックを受けた。

いくらなんでもこの形はないだろうよ。見た目って大切だよ。不揃いでもむしろ安心できるということってある。かちっと均一のこの弾薬のようなモノを食べるのはちょっとイヤだ。ダークチョコレートと書かれている通り、真っ黒だし。

たとえばアーモンドチョコなどもつるんとしていて均一というところはコイツと同類ではある。でも、少なくともアーモンドは想像できる形だ。中味が想像できるもの。

ところがコイツ(ついにコイツになっちゃったよ)のほうは中味がわからない不気味さがある。原産国はトルコ。パッケージの絵とかけ離れすぎだ。

味はチョコレートとオレンジピールだけど、なんと練りものが入っていた。まさかのオレンジピールの練りもの。まあ暗闇で食べればマルということにしておこう。


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