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公務員5年目の記憶(福祉・健康保険部門配属3/5年目)
こんばんは、shingoです。
私には珍しく2日連続の投稿です(笑)今日は職歴を1年ごとに振り返るシリーズの更新です。
さて、5年目の担当業務は庶務です。雑用です、はい。
続いてこの年には政策立案の研修にも参加しています。期間にして2か月くらいだったかなぁ。全然話が進まなかったことを覚えています。
▼職務(組織としての仕事内容)
各種公的健康保険会計の予算編成・決算事務等
※前年と変わりなし。
▼仕事内容・役割
・課の庶務(物品調達、広報、郵便物発送、調査回答などいろいろ)
・課外活動として政策立案研修に参加。年代の近い庁内の方々とグループを組んで政策立案し、最後に経営陣の前で発表。
庶務を担当することになって、庶務の方々の偉大さを痛感。雑用で楽だと偏見を持たれがちかもしれませんが、やってみるとメッチャ大変!
毎日大量に発送される郵便物を処理しつつ、各方面からくる調査回答物をさばきまくる。毎日こんな感じでしたが、定時に帰れることは少なかった。
このように通常業務で残業がやむを得ない中、定時後には政策立案研修のミーティングがあったため、退社は22時とか23時もざらにありました。
▼成果
・庶務担当は課(40人規模)で私ひとりだけ。アルバイトの方と協力し課の下支えとなった。
・通常業務をこなしながらの研修参加は非常に厳しかった。しかし、「公共自動販売機を設置して、防災・防犯・財源確保」という面白い政策提案を、世代の異なる仲間とすることができた。
もうちょっと具体的に提案の内容を。
税金徴収担当のメンバーの話から財源がどうのという話から、役所も積極的に財源獲得やっていこうとなったのがきっかけ。
広告収入など色んな方法はあれど、民業圧迫しないことが前提となるので、
①主に過疎地域に自動販売機を設置することによって財源獲得しつつ、
②過疎地域は街灯が少ない傾向にあるため自販機の明かりで照度を上げて防犯面に役立たせる。
③さらに災害時ベンダーマシンにすることで、大地震があった際などはフリーでドリンクが取り出せる。
さらにさらにさらに!
④その自販機で得られた収益の使い道は、その地域の方々に選んでいただき地域に還元する。
こう改めて書いてみるとなかなかユニークで興味深い内容だ( ´艸`)
▼成果をあげられた理由
・庶務担当=下っ端と心得て、他の職員の業務が円滑に進むよう、必要な物や不足しそうな物の早期把握に努めた。
・政策立案研修では、入所年数が異なる6人のチームであった。様々な意見があり、はじめはほとんど議論が進まなかった。議論を重ね、リーダーを中心になんとか形にすることができた。私は海外で公的自販機の実例があるかリサーチを担当した。英語できるので。
▼学んだこと・身についたこと
・研修を通じ、ひとつの結論を出すにも、多くの方が関わると時間と労力がかかることを身をもって実感。もうちょっと加えると、実際の政策立案の場面でも同様のことが起こることが推測されるから、政策立案しても川を転がっていく石のように形を変え、いろんな利害関係者の意見を反映して実現されるんだろうなと。
・リサーチを機に英語を少し勉強しなおし。ニュースサイトくらいなら難なく読める
▼失敗・・・( ;∀;)
・研修については、年長の職員が中心となってグループをまとめたこと。自分はあまり中心的な役割を担ったとは言いづらい。
▼失敗から学んだこと
・疲れた・・・うん、このときは疲れてた。
・今思えば政策立案研修のグループ打ち合わせでは、
「あれはだめだ」「これもだめだ」「ああしたほうがいい」「いやこうしたほうがいい」と、全体として我が前面に出すぎていたかもしれません。もっと上手な進め方はないか考えるきっかけになりました。
▼上司・先輩・同僚から言われたこと
課長「研修の発表、よかったじゃねぇか」
お忙しいのに私の部署の課長が経営陣への発表の際に同席してくださり、いただいたお言葉です。シンプルにうれしかったです。
▼この1年を一言で振り返ると
庶務担当をなめたらアカン!!意外に大変。文字通り縁の下の力持ち。
庶務ががんばってこそ、ほかの皆さんは仕事ができる。
政策立案研修、大変だったけど今振り返ってもそこそこの内容ジャマイカ!?よく頑張ったと思います。
次回予告!
6年目のネタがねぇ!(ノブ風で)
7年目のことを書こうと思っています。
今日も最後までご覧いただき、ありがとうございますm(__)m