どうしても『ウケたい』?それなら◯◯を喋ってはいけない。
「ウケたい…」
楽しい飲み会や食事の席では話が盛り上がるものです。
この時、「ウケる話をしなくては!」と気負う気持ちはわかりますが、ウケたいと思っている時ほど、私たちは自分の話をしてしまいます。
ですが、ウケたいと思って自分の話をすることは逆効果です。
本来、会話が盛り上がっている時というのは、話しをしてる人が作った空気です。
この時、話の中で自分も話せることがあると思い「自分も」「私も」と話し出してしまうのは、話の主役が変わるということ。
話をしている人にとって、自分が話しているエピソードを含めて、自分のことしか話していない状態です。
その場では、話している人にスポットライトが当たっている状態になる訳ですから、自分が主役なのは当たり前ですよね。
もし、話に割って入る様なことがあれば、良い印象を与えることは難しいでしょう。
あるいは、場の空気もトーンダウンしてしまうかもしれません。
ですので、場が盛り上がっている時は自分の話をしてはいけません。
代わりにすべきことは、テレビの司会者の様にツッコミを入れることです。
ツッコミを入れると聞くと、難しさを感じるかもしれません。
ですが、やることは話の内容を広げ、深めていくだけ。
話をしている人は一人で永遠に話し続ける事は出来ません。
誰かが話を聞き、質問することで話している人も会話を続けられます。
会話が続けられれば、場の空気も保つことが可能。
また、あなたが司会者の様に話を聞ければ、反対にあなたが話し出した時には「返報性の法則」という心理行動がおこり、話を聞いてくれるようになります。
さらに話を聞いている時というのは冷静です。
場の状態や、言葉選びにも気を配ることができるでしょう。
ドリンクが足りない時や、場の空気がトーンダウンしている時、どんなワードで話を広げたら周りが喜んでくれるか等です。
ここまで気を配った行動が出来る人に対して悪い印象を持つ人はいないです。
司会者として立ち回ることは、相手の為の行動することに繋がるので、それだけでコミュニケーション能力が高いと評価されます。
そして、少し踏み込んだツッコミを入れても悪い印象は薄れますので、あなたも、話の主役もウケる事に繋がります。
ウケる為に自分の話をしないという事は、分かっていても難しいですよね。
ここをぐっと堪えて、司会者としてウケる事が出来れば、話し手も嬉しいし、場は盛り上がるし、ツッコミで自分もウケるといった三方好しの状態になるので、ぜひ挑戦してみて下さい!
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