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連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(17)

(17)

廊下を歩いてすぐに2階に登る階段がある。ナナミの後について階段を登っていく。ナナミの部屋は階段を上ってすぐの右側だ。知っているはずだが知らない部屋。

ドアには”NANAMI”と書かれた木製のふだが掛かっている。

そのドアをナナミは開けた。開けたときにナナミの髪からシャンプーのフローラルの香りがしてきた。それに続いてナナミの部屋の香りが鼻孔をくすぐった。女子特有の香り。おそらくは石けんだったり、シャンプーだったり、消臭剤だったり、柔軟剤だったり、香水だったりの香りなんだろうが、それらが混ざり合って融合してひとつの香りになっている。

「どうぞ~」ナナミが俺を部屋に誘い入れた。

部屋に入ると、そこは緑色だった。カーテンや布団、壁、置いてあるぬいぐるみもカエルやカメでそこは緑色で統一されていた。

「すごいな」俺は思わずつぶやいた。

「緑色好きなんだよね~」そう言いながらナナミはおもむろにヘビをカエルのぬいぐるみの横に置いた。ヘビは微動だにせずこちらを見ていた。

ナナミは自分の椅子に座り、くるりと回ってこちらを向いた。「お兄ちゃんもそこ座っていいよ」と言ってベッドを指さした。

「おお……」

俺は言われたとおりにベッドに腰掛けた。そのベッドは意外にも固めだった。

つづく



※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。

※もうかなり詰まってます。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。

※描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。

※キャラクターの設定っていうのも大事だなっていうのを考えました。

※一人称にしてみました。視点、地の文に気をつけながら書いていきたいと思います。

※ストーリー詰まってるので描写をしていきたいと思います。


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