連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(26)
(26)
俺は心の中で手を腰に当てスキップをしていた。らんらんらん、らんらんらん。
まるで金色の草原の上で水平に手を広げている気分だ。
「ただいま~」普段家に帰るときにただいまなんて言っていたかどうかわからないが思わず誰かに聞こえるように陽気に声を出してしまった。
「お兄ちゃん、おかえり~」ナナミが笑顔で出てきた。
相変わらず普通に可愛い。
「ただいま」
「ただいまって言うなんて珍しいね。いいことでもあった?」
「あ、いや、特にないよ」ナナミに浮かれてることを気付かれ恥ずかしくなった。
「今日寝たらお姉ちゃんと会えるからかな」
「まあ、それもあるけどね」
「それも?ていうことは他に何かあるのかな」ナナミが小悪魔的笑みでこっちを下から見てきた。
「い、いや、何もないよ」
この世界線にいることが幸せに感じていることをナナミに悟られるのが恥ずかしく思い、俺は自分の部屋へ逃げた。
つづく
※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※キャラクターの設定っていうのも大事だなっていうのを考えました。連載していくとどんなキャラクターだったか忘れそうです。キャラクターシートを作らないとダメですね。
※一人称。視点、地の文に気をつけながら書いていきたいと思います。ストーリー詰まってるので描写をしていきたいと思います。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※外に出ると肌寒さを感じます。季節の変わり目。皆様も体調の変化にお気を付けください。