連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(31)
(31)
俺はやっとの思いで家にたどり着いた。足が重くもうだめだ、倒れると思ったときにやっと家にたどり着けていた。
家に入り俺はナナミを探した。「ナナミー、どこだー?」
階段を駆け上がりナナミの部屋に入ったが、ナナミの姿は見えない。だが、ナナミの机の上にアカリがいた。アカリは静かにとぐろを巻きこちらを見ていた。俺はアカリに話しかけた。「ナナミがどこにいるかわかる?アカリ」
ヘビであるアカリには返答の術はなかった。
「ナナミを探してくるよ」アカリに一言残し部屋を出て階段を降りた。
「ナナミー、ナナミー、おーい、どこだー」俺が大きい声で呼んだときに、風呂場の方からかすかに物音が聞こえた。
「ナナミか?」電気が消えており真っ暗になっていた。閉まっている風呂場のドアを静かに開けた。
「ダ、ダイスケ……」わずかにナナミの声が聞こえてきた。バスタブの中に血まみれのナナミがいた。
「ナナミ、大丈夫か、今救急車呼ぶよ」俺は119番に電話をかけ救急車を呼んだ。
「アイツが……アイツが来たの」
「マスダか?」
「そう。ノコギリを持ってて抵抗できなかった」
「もうそれ以上しゃべらなくていいよ」俺はそう言ってナナミの傷口の確認をした。出血は止まっているようだが、かなりすでに出血していてナナミは意識朦朧になっていた。
そのとき背後から大きい物音が聞こえた。
(つづく)
※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※キャラクターの設定っていうのも大事だなっていうのを考えました。連載していくとどんなキャラクターだったか忘れそうです。キャラクターシートを作らないとダメですね。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※世界線が変わり文体も変えていければちょっと変えてみたいと思います。試行錯誤、勉強の日々です。
※キャラクターに関してはもちろん架空の人物で何も参考にしてはおりません。逆にストーリーだったりキャラクターが何かにかぶっているであれば教えてもらえればと思います。
※テーマとしては喜怒哀楽をテーマにしていこうと考えています。今は「怒」をテーマに執筆し、それを表現できればと思います。以前までが「喜」でした。
※内容に関しては不快な部分もあるかもなのでもしかしたら有料扱いにした方がいいのかもですがひとまずはこのまま挑戦していきたいと思います。