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連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(24)

(24)

「おはようございます!」俺は大きい声を出してすでに仕込みを始めている店長や他のバイトに挨拶をした。

「おはようございます」みんなが大きい声で返事をする。飲食業は礼儀が大事でお客様に対して失礼がないようにしなければいけない。普段の礼儀もきちんとしておかなければならない。

「ダイスケ、着替えて手を洗ったら、仕込みで使った器具の洗浄と薬味のネギを切っておいてくれ。昨日もやったから覚えてるな?」

「はい、覚えてます。わかりました」

俺は着替え等を済ませ、洗浄場所へ向かった。亀の子たわしで寸胴を洗う。スポンジに洗剤をつけ洗う。スチールウールで焦げを落とし、あとは軽く拭いて乾かせば終わりだ。その他器具はスポンジでゆすぎ洗浄機へ入れた。

自分の好きなラーメン屋でバイトとして働けている。俺はもうそれだけで満足感、充足感、達成感を感じていた。もちろんそれだけではダメなことはわかっている。だが、この世界線に来てからはきつい労働でさえ幸せを感じていた。

「じゃあ、もうすぐ11時でオープンだからな」

「はい。わかりました」心地よい緊張感とともにこれからお店がオープンしてお客様が来店されるという期待感が体を包んでいた。

「いらっしゃいませ~」スタッフが一斉に最初の客を出迎えた。

「ダイスケ、今日は忙しくなるからな。よく他のスタッフの動きとかを見て覚えろよ」店長が俺に声をかけてきた。

「はい!わかりました!」俺は大きな声で答えた。

人と人との関わり、労働の喜びを俺は体全体で感じていた。

つづく



※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。

もうかなり詰まってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。

※キャラクターの設定っていうのも大事だなっていうのを考えました。連載していくとどんなキャラクターだったか忘れそうです。キャラクターシートを作らないとダメですね。

※一人称。視点、地の文に気をつけながら書いていきたいと思います。ストーリー詰まってるので描写をしていきたいと思います。

※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。



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深遠 たた
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