連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(30)
(30)
俺は立ち上がり、不気味な森を一瞥し歩き出した。
道路に出るとアスファルトから蒸された空気が俺の顔を焼こうとしている。呼吸が荒くなり熱く重い空気が肺を循環する。俺の首には脂汗がたまり肩口から染まっていった。
俺は走ることはできなくなっていた。早歩きが精一杯だった。
もし、ナナミに何かあったらー
ふと、良くない考えが頭をよぎった。
前の世界線の幸せと対比してこの世界線はどうなっているんだと思った。アカリに聞けばわかるのだろうか。そもそもアカリはまだヘビの状態でナナミの部屋にいるのだろうか。
思考が不安と交互に折り重なり心臓のあたりを浸食していく。
車のハイビームが目に当たり目がくらんだ。
歩く気力を保つだけの思考になっていた。
つづく
※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※キャラクターの設定っていうのも大事だなっていうのを考えました。連載していくとどんなキャラクターだったか忘れそうです。キャラクターシートを作らないとダメですね。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※世界線が変わり文体も変えていければちょっと変えてみたいと思います。試行錯誤、勉強の日々です。
※キャラクターに関してはもちろん架空の人物で何も参考にしてはおりません。逆にストーリーだったりキャラクターが何かにかぶっているであれば教えてもらえればと思います。
※テーマとしては喜怒哀楽をテーマにしていこうと考えています。今は「怒」をテーマに執筆し、それを表現できればと思います。以前までが「喜」でした。
※内容に関しては不快な部分もあるかもなのでもしかしたら有料扱いにした方がいいのかもですがひとまずはこのまま挑戦していきたいと思います。