連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(42)
(42)
リーン、リリリーン。
少しひんやりした空気の中、まああの例の森の入り口でうつ伏せになっていた。
またかと俺は思った。
今回の世界線の記憶を辿ってみた。もう慣れたものだ。
俺は愕然とした。
父も母もナナミも先月に他界していた。
俺を抜いて3人で旅行をしたときに交通事故に遭ったようだ。
ナナミは最後まで病院で頑張っていたが、「お兄ちゃん……」と俺に一言残して息を引き取った。
俺は絶望を感じた。
その喪失感は計り知れないものだった。
今まで一緒にいて普通にあって、当たり前にあると思っていたものが突如なくなる。
俺は恐怖を感じた。
一人で人生を歩んでいけるのだろうか。
今までは家族に迷惑をかけたりしたこともあった。家族に仕事を頼まれたりとかめんどくさいこともいろいろあった。
迷惑をかける相手もいないし、相手に迷惑をかけられることもない。
だけど、それらは迷惑じゃなくて支え合いなのだ。
それがなくなった。
だが、今はアカリがいる。前の世界線と同じようにナナミの部屋にヘビのアカリがいるはずだ。
俺はそう思い、家に急いだ。
つづく
※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※キャラクターに関してはもちろん架空の人物で何も参考にしてはおりません。逆にストーリーだったりキャラクターが何かにかぶっているであれば教えてもらえればと思います。
※こう言ったらあれですが内容迷走中です。いろいろ疑問点も生じてくるかもですし、ブレブレです。即興小説のようになってきました。
※描写により物語の中の時間のコントロールもできるようになりたいです。
※締め切りに追われる小説家のようになってます。