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連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(14)

(14)

「たまたま駅で会ったから一緒に帰ってきたのよ。ねぇ、お兄ちゃん」ナナミがダイスケのことをお兄ちゃんと呼んだ。

「お風呂あるからナナミから先に入りなさいね」

「はーい。お兄ちゃん、お先に~」とナナミがダイスケに言った。

「お、お、お兄ちゃん?い、い、妹?」一人っ子だったダイスケはその言葉にも動揺した。

その瞬間、ナナミが自分の妹だったという今の世界線の記憶がすごいスピードで流れ込んできた。

ダイスケはアカリといた世界線の記憶の上に今いる世界線の記憶が上乗せされていた。それはあたかも記憶の層のようになっていて両方の世界線の記憶を参照できるような感覚だった。

え、あ、そういうことか。そういうことだったのかーダイスケは心の中で歓喜した。ナナミも含めた家族全員一緒だったときの記憶でその懐かしさと幸福感に包まれていた。

つづく



※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。

※もうかなり詰まりだしてきました。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。

※描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。

※キャラクターの設定っていうのも大事だなっていうのを考えました。

※次回は(1)~(14)までをまとめたものを一度掲載しておきたいと思います。


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