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連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(18)

(18)

「お姉ちゃんのことだけど、これから話すことは重要だから覚えておいてね」

「わかった」俺はナナミという急にできた可愛い妹の部屋でちょっと浮ついた気持ちになっていたが、アカリのことを思い出してしゃんとなった。

「お姉ちゃんはしばらくはヘビのままなの。いつ戻れるかはまだわからないわ。元の状態に戻れるかもわからないし、実はこの世界線にいられるのもいつまでかもわからないの」

「そっか。まあ、この世界線はナナミもいて、こう言ったら変だけど前の世界線より幸せに感じたよ。だけど、人間のアカリにももちろん会いたいんだけどね」

「そうかもしれないわね。今は多くを話せないんだけど、この世界線の記憶や思い出もすごく大事だからね。いろいろ感じて覚えておいてね」

「多くを話せないっていうのはどういう意味なんだろ。ナナミもいろいろわかってるの?」

「お姉ちゃんとはダイスケさんと会う前からずっと一緒だからね。もちろんある程度知っているわ。今は話せないけど、流れとしてはちゃんと元の世界に戻る流れだから心配しないでね」

「なんかちょっと心配だけどナナミの言うことを信じるよ。ていうか今はナナミの言うことを信じるしか選択肢がないからね」

「そうね。だけど、盲目的にもならないでね。それはそれでもしかしたら道をはずしちゃうかもしれないからね。自分でちゃんと考えてね」

「わかった。その都度ちゃんと考えるよ」

俺は自分の妹となったナナミから話を聞いてちょっと心を落ち着けることができた。だが、まだまだわからないことだらけだし、自分に妹ができたという不意に訪れた幸せな感覚の余韻がまだ残っている。その余韻が大きくそれが俺を盲目的にさせていた。

つづく


※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。

※もうかなり詰まってます。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。

※描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。

※キャラクターの設定っていうのも大事だなっていうのを考えました。

※一人称にしてみました。視点、地の文に気をつけながら書いていきたいと思います。

※ストーリー詰まってるので描写をしていきたいと思います。ダイスケの心情を表現できればと思います。


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深遠 たた
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