連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(48)
(48)
俺は横になり静かに目をつぶった。
眠ってアカリと話そう。俺はそう思った。
今は前の世界線のことはどうでも良くなっていた。
アカリと話すことだけを考えている。この世界線では俺は悲哀に包まれていた。
ふと横を見るとアカリが昔の姿で立っていた。
「あ、アカリ。びっくりしたよ」
「ダイスケ、あなたはもう眠りに落ちてるのよ」
「ああ、これは夢の中なんだね」
「そうよ。ダイスケは大丈夫?」
「俺は全然大丈夫だよ。むしろアカリは大丈夫?マスダに連れ去られたりとかしてたからね」
「私は大丈夫よ。基本的にヘビの状態の時は無敵だからね」
「無敵なんだね。不死身っていうことかな」
「不死身ではないんだけど、何かあれば反撃もできるし、仮に殺されてもすぐに転生できるのよ」
「そんなことができるんだね。まあ、だけどアカリに会えて良かったよ。ずっと会いたかったよ」
「私も会いたかったわ。だけど、今はもう時間がないわ。また、会いましょうね」
「えっ、早いね。まだ数分しか経ってないけど」
「これが限界なのよ。ダイスケ、またね」
「わかったよ。アカリ。またね」
また、闇が訪れた。
つづく
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※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※もっと頑張らねばです。
※最近は小説の書き方的な本をkindleで読んでおります。