騙せ林檎パン(2作品目)【毎週ショートショートnote】裏お題
20XX年、宇宙から地球に林檎が落ちてきた。
直径20kmはあるだろう巨大な林檎は一個の生命体であり、一個の乗り物でも会った。
大気圏に突入したときに林檎の皮が焼かれ、林檎の甘く香ばしい香りが地球上に広がった。
巨大な林檎は地球にふんわりと着陸した。
人類はその香りに幸福を感じ、何かを期待するように巨大な林檎を見つめた。
すると中から林檎のようなパンのような生物のような物体が出てきた。
それは捕食者であった。
地球上の生物で人類のみが彼らの食料になった。
人類は林檎パンのような生物から逃げ惑い、そして隠れた。
ある人物が林檎のゆるキャラの着ぐるみをかぶって対話を試みた。
無視をされたが、襲われもしなかった。
林檎、梨、スイカ、バナナ。
様々な果物の着ぐるみを作り対話を試みた。
ことごとく無視をされたが、襲われないことがわかった。
生き残った人類は果物の着ぐるみを着て生活をしていた。
『騙せ林檎パンを!』を掲げ人類はなんとか生き延びていた。
(410字)
たらはかに(田原にか)さんの企画に参加させていただきました。
※地球侵略SFにしてみました。
*この記事は、以下の企画に参加しております。
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