連載小説 ダイスケ、目が覚めたってよ(51)
(51)
ダイスケは居間のドアを開けた。居間はダイニングとつながっていて食事を食べる食卓テーブルがある。
居間には朝日が差し込み明るく輝いている。ダイスケがテーブルに目をやると朝ご飯が置いてあった。焼いた鮭とレタスだ。ダイスケは自分でご飯をよそった。
「お兄ちゃん、一緒に食べよ」
「お、おう」
「私のご飯もよそって」
「おう」
「ありがとね」
「はい、どうぞ」ダイスケはナナミによそったご飯を渡した。
「お兄ちゃん、これ多いよ。私いつものこんなに食べないよ。半分でいいよ」
「そうだったか。じゃあ、俺が食べるよ。食べない分を俺の茶碗に乗せていいよ」ダイスケは自分の茶碗を差し出した。
ナナミはダイスケの茶碗にご飯を半分くらい乗せた。
「お兄ちゃんの準備はどう?」
「準備?」
「なんだっけ?」
「来週アカリさんとの結婚式でしょ」
「え……あ……そ、そうだったね」
ダイスケはこの世界線の記憶を辿ったらそういうことになっていた。
つづく
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※プロットなし、推敲ほとんどなしです。キャラクターを思いつきで動かしてるだけなので全然面白くないかもです。小説の練習で書いております。お嫌いじゃなければ読んでみてもらえればと思います。
※もうかなり詰まってます。ギリギリのギリギリです。締め切りに追われる作家さんはこういう気持ちなのかなと思いつつひねってます。しかし、あきらめずにひねります。ひねり出せるところまではひねりだして続けてみたいと思います。ひねり出した結果がどうなるのかというのも自分自身で気になっています。描写、表現、状況説明、場面設定をもっと入れいていかなければと思いました。
※そう思いつつも仕事が忙しくなりかなり乱雑な執筆になっております。仕事が忙しいときはこういう筆になるというのを証としてあえて残したいと思います。
※一人称から三人称にしました。途中で人称を変えたらどうなるのか試してみたいと思います。純文学だったりではそのような方法もあるようなので試してみます。
※三人称で書くことに難しさを感じています。