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『クエスション 問いから探求しよう』が始まります!

みなさん、こんにちは。
2023年1月28日(土)から『クエスション 問いから探求しよう』がスタートします。

子ども自らの力で考えて行動する力を身につけることをゴールに、「①関心を探る」「②探求する」「③発表する」の3つのステップに約1ヶ月間取り組むプログラムです。

今回は子どもたちが大好きな『お菓子』について探求していきます。
フルーツはお菓子?お菓子はいつから食べている?世界の国ではどんなお菓子を食べている?など子ども達のクエスションを掘り下げていき、最後は参加した仲間や保護者の前で発表します。

私たちが重きを置いているのは、自らが発する問いを出発点に学びを進めること。自分の関心を引き出し、自分で調べ、発表することをサポートすることで、子どもたちが自分自身を認めてよくやったと思える体験の機会を提供します。


なぜクエスチョンを始めようと思ったのか。

日本の若者や子ども達は、自己肯定感が低く、自己有用感も高くないというデータが内閣府から発表されたのはご存知ですか。

「日本を含めた7カ国の満13~29歳の若者を対象とした意識調査(我が国と諸外国の若者の意識に関する調査(平成25年度))」

内閣府[特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~]
「自分自身に満足している」と回答した若者の割合が、統計対象国の中で最も低い45.8%。
「自分には長所がある」と回答した若者の割合が、統計対象国のアメリカやイギリスなどは90%近く「はい」と回答していますが、日本は69%。

文部科学省の調査「子ども・若者白書」によると、自己肯定感が高い子どもの数は16年度と比べると若干増加していますが、自己有用感が低いと感じている子どもたちが49.9%というデータが出ています。また、今の充実感や将来への希望に対しても否定的な子どもが一定数いて、国際的にも日本の若者や子どもは自己肯定感が低い特徴があるようです。

(出展:内閣府「子供・若者の意識に関する調査」令和4年度版の子供・若者白書 子供・若者インデックスボード

若者や子ども達が自分に自信が持てず、何をするにも自分にはできないからいい。できるはずがないと諦めてしまうような社会にしたくない。今を生きる子どもたちが諦めず、生きるに値する社会を創りたいと、まずその一歩として『クエスション 問いから探求しよう』を企画しました。

日常の学びの場では、予め指導される方によって定められた枠の中で思考しています。誰かに決められるのではなく自分で決めることは、達成感や自尊心により幸福感が高まることにつながると言われています。
親のみなさんも自分で決めたことのほうが、結果にかかわらず納得した経験ありますよね。
コーチを務めるわたしたちも皆、小学生や幼児の親で、我が子の可能性を引き出そすことに日々向き合っています。

メンバーの小1の息子のエピソードです。
年長の時から保育園へ行き渋り、やりたいことも見つからず日中時間を持て余し暗い顔をしていた時期がありました。いろんな習い事やスポーツ、家事や遊びを提案しても、全て「ちがう」と。そんな彼が目を輝かせてスマホを見せながら、自らやりたいと言い出したのはマイクラでした。

何度もやりたいと主張したので購入すると、自ら動画で学び、親も驚くほどに見事な建築物をたくさん作りました。家族みんなが「すごいね」「すてきだね」と声をかけることで、息子の表情はどんどん明るくなり、小学校にも行き、宿題や勉強にも前向きに取り組むようになりました。

親がやらせたことではなく、子どもが「自分でやる」と決めることは、その子にとって大きな経験になります。

参加するメリット

  1. 他者起点の物事を調べるのではなく、自分起点の関心ごとを探求することで、想像力や創造力を育み、子どもの豊かな感性を伸ばします。

  2. 参加した仲間と対話することで、物事を多角的に捉え、伝える力を伸ばします。

  3. 自発的に考え、行動することを積み重ねることで「自分にもできる」という自信を育みます。

コーチの役割

コーチの語源は「馬車」。馬車の役割は、乗る人が望む目的地まで送り届けることです。何かを教え与えるのではなく、子どもたちの意見や考えを否定することなく受け止め、問いかけることにより、自ら気づき、自ら前進する力を引き出します。
・子どもたち一人ひとりのペースに合わせて対話し、意思決定をサポートします
・参加する子どもたち同士の前向きな対話を促し、多くの気づきを生み出します
・「いいね!」「やったね!」と声をかけあう学びの場を創り出します

保護者のみなさん、まずは子どもたちをこの場に来る背中を押してあげてください!

概要と申込はコチラ

本プログラムは令和4年度 久留米市市民活動・絆づくり推進事業です。

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